Koji Hirota

フリーのシステムエンジニア。システム部の正社員→派遣→フリーと移動し、様々な現場を見て…

Koji Hirota

フリーのシステムエンジニア。システム部の正社員→派遣→フリーと移動し、様々な現場を見てきた。WEBアプリを中心にアプリ開発を得意とする。お仕事は随時募集中。 スマホの写真はほぼグルメとネコ。歴史、マンガ、アニメ、旅行をほどほどに嗜む。ツイ廃

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爆速格安でシステム開発をする方法

システム開発ってお金がかかりますよね。開発の仕事をしていると分かります。事業を行う上でたくさんかかる費用は、材料費、人件費、家賃だと思います。まあ他に税金とか保険とかあるかもしれませんが、おおむねどこの企業さんもお店さんもこの三つの費用に悩まされているかと思います。 システム開発は材料費こそないものの、人件費と事務所費の塊で、さらにちょっとPCとかマシン類の費用が上乗せになります。 だいたいシステムエンジニアの人件費は40万円~70万円辺りではないでしょうか。 更に机を与

    • コーディング工程を爆速に終わらせる方法

      おおむねシステム開発の工程は 要件定義⇒基本設計⇒詳細設計⇒コーディング⇒単体テスト⇒結合テスト⇒ユーザーテスト⇒リリース という順番でそれぞれの工数を出して、スケジュールを決めると思います。 こうなると各工程が完了してから次に進むことになります。 つまりコーディングは詳細設計を基に作ることになり、コーディング中の動作確認は作成者がデータを仮に作って確認することになります。 コーディングの後の単体テストでもテストデータを作ってテストするので、 つまりテストデータは何度も作

      • 詳細設計はコードの翻訳である

        システム開発の工程は 要件定義⇒基本設計⇒詳細設計⇒製造⇒単体テスト⇒結合テスト⇒ユーザーテスト⇒リリース という順序を辿ることが一般的です。 詳細設計についてお話ししましょう。 コードの翻訳って何のことなの詳細設計は設計というよりコーディングに近いことをします。 例えばこういうプログラムを作るとします。 ・個人情報を登録する関数を呼び出し、個人モデルを渡してDBに登録する。 ・次画面の情報を取得する関数に個人モデルを渡して、次画面モデルを取得する。 プログラムではこん

        • 伝えるを形に。それが基本設計

          システム開発の工程は 要件定義⇒基本設計⇒詳細設計⇒製造⇒単体テスト⇒結合テスト⇒ユーザーテスト⇒リリース という順序を辿ることが一般的です。 基本設計についてお話ししましょう。 基本設計とは基本設計とは要件をもりもりに盛り込んだ動作を形にした、「これを作りますけど良いですか」とお客さまと認識を合わせるための取り扱い説明書であり、詳細設計へ書くべき必要な処理を洗い出した指示書でもあります。 要件定義からいきなり詳細設計を書くには全体の流れを整理した事前の資料が必要です。

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        • システム開発
          8本

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          要件定義を制する者はプロジェクトを制する

          システム開発の工程は 要件定義⇒基本設計⇒詳細設計⇒製造⇒単体テスト⇒結合テスト⇒ユーザーテスト⇒リリース という順序を辿ることが一般的です。 開発する規模や内容によって間に他の工程が入ったりしますが、だいたいはこんな感じです。 まずは要件定義からお話ししましょう。 で、要件定義って?開発の入り口、要件定義って何をするのでしょう。 要件定義とは何を作るのかを決めること。です。 お客さまの「欲しい」を聞き出して、明確な文章に書きだしていきます。 お客さまの希望を書き出すだけ

          要件定義を制する者はプロジェクトを制する

          オブジェクト指向とはデータの自立のことである

          続いての ”聞いたことはあるけど、どういうことなのか分からない” はオブジェクト指向プログラミング。略してOOPだ。 オブジェクト指向という考え方はとても幅広く、極めようとすれば沼にはまっていくように、深く、暗く、引き返せない世界なので、これまでわたしが現場で教えていただいたオブジェクト指向だというのをですね、触りの部分だけでも伝えできればと思います。 オブジェクト指向とは自分でできることは自分でする。ということです。 いや、そんな頭上に?マークを付けたような顔をしない

          オブジェクト指向とはデータの自立のことである

          いまさら聞けないMVCの話

          MVC。 プログラム開発をしている人にとって、MVCモデルというのを耳に挟んだことはあるかと思います。 ですが実際MVCモデルで開発せよ。と言われるといささか躊躇(ちゅうちょ)するのではないでしょうか。 これまでいくつかのシステム開発の現場を渡って、その中で教えてもらいましたが、一方MVCの利点を潰すようなプログラムを見ると、先々の苦労を予想しながら、その現場を離れるときに、「頑張れよ」とつぶやいたりします。 例えば Struts2 のようなMVCフレームワークというも

          いまさら聞けないMVCの話

          プログラムは小さく作って積み上げろ

          1987年(昭和62年)。 アメリカのUUNETというインターネットサービスプロバイダ(ISP)のサービスが始まった年です。日本では1992年(平成4年)にIIJが先駆けとなって、以降インターネットは世界中のすみずみにまで届き、我々にとってなくてはならないインフラとなりました。 この革命的な出来事は自分たちの生活を一変させただけでなく、コンピュータのシステム開発にまで変革を起こしたのです。 インターネット以前のシステム開発パソコンショップというものが東京は秋葉原、自分の

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