留学生活相互学習編「遼寧師範大学日本語学科４年生女学生の郭さんと周さんと相互学習（中国語で、互相学习フーシアンシュエーシーと言います。）で、【源の義経の鵯】という思いもよらない質問が来ました。」１２８番目

１５時５０分に、ウエンンリー先生の家庭教師学習が終わり、直ぐ１６時から１８時まで、遼寧師範大学日本語学科の４年生の女学生の郭さんと周さんとの相互学習（中国語で、互相学习フーシアンシュエーシーと言います。）がありました。

郭さんから、今授業で習っている事に、「源の義経の鵯越」と言うのがあるのですが、よく解らないので教えて欲しいのですがという質問でした。

私は、一瞬頭の中が真っ暗になって、それからスイッチを入れて机の引き出しの開けるのですが、なかなかそれらしき回答が見つかりません。

よくよく考えて、イメージで話を考え直していたら乃木大将のことが浮かんで来ました。私は、郭さんと周さんに、義経が鵯越でした事は解らないから、多分戦において人のやらない思い切ったことをしたのではないだろうかと前置きをして、乃木大将の例を出して話し始めました。

此処は大連だから、日本の昔の映画で「２０３高地」と言う映画があって、旅順でのロシア軍との戦いを描いています。

難攻不落と言われたロシア軍の基地を日本の乃木大将が何度も攻めて、第１回目失敗し第２回目も失敗し、大勢の日本軍が戦死していく中で、戦略会議が持たれ、どうしたらあの難攻不落のロシア軍の要塞を落とすことが出来るのかと諦めずに考えて、乃木大将は、周りの反対意見も多く有りながらも、自分の考えた戦略を固く信じて、周りの重役連中を説得して、自分の部下の兵隊に戦法語り、いよいよ第３回目の要塞攻略が始まり、ついに落としてしまうと言う話を郭さんと周さんに話して、どんな事でも、諦めずに考えていると、きっと好い知恵が出てきて、それを誰が反対しようが自分を信じて、何回もやってやりぬくことの大切さと、その時に、自分を信じて着いてきてくれる人間を如何にして作るかと言う、つまり、普段からの自分自身の相手に接する態度の戒めや真の思いやりを掛けているかどうかが問われる気がしますと話しました。

そして、きっと源の義経も不可能な事を成功させたのではないかつまり、昔だから、勝ち目の無い戦を独自の戦法を駆使し、奇襲で勝った話だろうと思いますよと付け加えて話を終え、郭さんと周さんにこれからの人生において、いろんな困難なこと遭遇するだろけれども、諦めることなく、何か何度も考えて行くうちに明かりが見えてくると言う事を信じることが大切だと話しました。すると、２人は、ハイとにっこりと笑って、有り難う御座います。と言ってくれたので、私は、胸を撫で下ろし、難門の質問するのだなとつくづく思いました。

１８時３０分から１９時３０分までは、交通大学の郭先生の発音中心の家庭教師授業がありました。私は、先生に綜合の教科書の練習帳の中に、各課の終わりの部分に毎回２人で会話を作成しましょうと言う問題があるので、３０課までの各課の問題を郭先生と一緒に作成する事を御願いして、まだ習っていない課まで、作成してしまいました。

だから、ちょっと余裕が出来ました。
その時の作成した１つの中国語の原文です。『田中,你想吃什么? 我想吃三明治和麻婆豆腐。你呢? 我吃汉堡包和沙拉。我们喝可口可乐还是咖啡? 我随便。 那,喝咖啡吧。』ティエンジョーン、ニィシアンチーシェンマ？ウオシアンチーサンミンジーフーマーポードウフー。ニィナ？ウオチーハンバオバオーフーシャーラ。ウオメンフークーコゥクーラハーイシカーフェイ？
日本語で、田中さん、あなた何食べる？私は、サンドウィッチとマーポードーフが食べたい。あなたは？私は、ハンバーガーとサラダ食べます。私達、コーラそれともコーヒー飲みますか？　私は、どちらでもいいですよ。　じゃ、コーヒーにしましょう。
と綜合練習帳に書いてある絵を見ながら、郭先生と２人で組み立てをしました。

朝食９元　昼食５元　夕食６元　合計、２０元（日本円で、３００円位です。）