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留学生活授業編「今日の授業、口語、(中国語で口语カオユウと言います。)授業は、2人1組で会話で、質問する方は、教科書は見ないで中国語で相手に質問して、答える方は、自分なりの考えや思いを中国語で答えるのです。」102番目の話

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  2010年  12月1日  水曜日
 3時50分起床。 今日の授業、口語、「中国語で口语カオユウと言います。」の授業は、2人1組で会話をするという事で、質問する方は、教科書は見ないで質問内容を中国語で言う事を覚えて相手に質問して、答える方は、自分なりの考えや思いで答えるようにと言う場面設定で徐老师(シューラシーと読みます。)

日本語で除先生が2人ずつの名前を呼び上げ、私は、久し振りに授業に参加したよく授業を休んでいる福田さんと組む事になり、最初、福田さんが質問する役になり、私が答えると言う事で決めて、10分位全員に練習時間が与えられて、それぞれが、あちらこちらで声を出して練習したり笑い声が聞こえたりと様々の様子が見られますが、私たち2人はと言うと、こういう具合に答えようと答えを統一して本の少しだけ内容を変える位で落ち着いて練習を2,3回して、後は福田さんが、授業久し振りに出て見えたのでどうしていたのと聞いていました。

すると、さすがに除先生は、見ていて解るのでしょう~近づいて来て、中国語で、「徐老师说[你们不要说日语。你们应该用汉语说会话。]シューラオシーシュオーニィメンブヤオシュオーリィユウ。ニィーメンイーンガイヨンハンユウシューオーホェイファ
貴方達日本語は禁止です。中国語で会話しなければいけませんと言われました。

私達の番が来て、2人で前に出て行き、黒板を背に左右に別れて、お互いに向かい合い会話が始まります。最初に、福田さんから、質問が蚊の鳴くような、聞こえるか、聞こえないかの小さな声で私に質問をして来ました。

しかし、福田さんは、ちゃっかりと教科書を見ながら質問しているのです。除先生も笑いながら、余り授業に出てこない学生だし出て来ただけでも由としなければと、ひょっとしたら思われたのかもしれませんが許して見ているようでした。

実際の中国語の言語会話場面です。
福田「你喜欢吃中国菜吗?ニィシーホァンチーチョングオサイマ?あなたは、中国料理を食べるのが好きですか?」
后藤「我喜欢吃中国菜。ウオシーホァンチーチョングオグオサイ。私は、中国料理を食べるのが好きです
福田「你吃过哪些中国菜?味道怎么样?ニィチーグオナーシエチョングオサイ?ウェイダオゼンマヤン?貴方は、どんな中国料理食べた事  有りますか?味は、どうですか?」
后藤「我吃过水饺子。味道很好吃。ウオチーグオシュェイジャオズ。ウェイダオヘンハオチー。私は、水ギョウザ食べた事有ります。味はとても美味しいです。」と続いていきます。

そして、交代して今度は私が質問者で同じ質問をして、福田さんが、自分なりの答えして行くのですが、ギョウザをマーボードーフーに変えたりして、後は殆ど同じように答えていました。

私は、いつも思うのですが、必ずと言って良い程、学生参加型の発表を言わせるような授業を除先生は、毎回やられるので本当に良い事だと思いました。

授業が終わって、私は、福田さんと昼食に一緒に5号館宿舎の寮の下の方の門から出て、いつものように真っ直ぐ下の方へ歩いて行って、左側にある韓国料理の店2軒を通り過ぎて、2,3分まだ下へ真っ直ぐに歩いて、偶に行く水餃子の店がある右側の少し手前にある韓国料理店で、入ると直ぐ右側がテーブル席で4人掛けが4つ位あって、左側に行くと座敷になっていて4人が座れる飯台が3つと2つ位あり、私達は、2つある方へ座りましたが、私は初めてだったのですが、福田さんは、9月に来た時に知り合った女学生の子と何回か来たことがあると言っていました。

そこで何が美味しいか福田さんは、よく知っていて私に教えてくれましたので、教えてくれた韓国料理を食べて美味しかったのを覚えていますが、何を食べたのかはすっかり忘れてしまっている私でした。その韓国料理店で私達は2時間ぐらい話に花が咲き、昨夜、家庭教師の郭先生(中国語で辅导郭老师フーダオグオラオシーと言います。)から聞いた事を福田さんに伝えてアルバイトもいいけど、アパートへ夜遅く外灯も無いという道を歩いて22時過ぎに1人で女性が他国の地で危ないよと強く言いました。

本人は、中国人は、お金目的で襲って体までは乱暴しないだろうと言うので、そんな事ないから、何しろ速く帰るようにと何回も話しました。そして、どうして寮を出たのかを前に少しは聞いては言いましたが、はっきりゆっくりとは聞いていなかったので、今日は確り聞きたくて聞いて見ました。
すると、2号楼は2人部屋で韓国人の女性と同部屋で年は下で、いつも韓国人の自分の友人を連れて来て、福田さんが居るのに大声で話したり、床に敷くカーペットを勝手に買って来て敷いて其の代金の半分を福田さんに請求して来たり、もう相談が丸きり出来ない状況でとうとう同部屋の韓国人の女性と口論になり、初級2班のクラスメートの韓国人の李さんに中へ入ってもらい、話して貰ったが話が出来ずに11月25日引越しをしましたと言う事でした。

しかし、日本人女性1人で中国の不動産や行き今のアパート決められたねと聞くと、どうも今アルバイトをしている所で知り合った中国人男性や女性に助けてもらって言葉の障害を乗り越えて不動産屋の中国人と話しして決めたとの事でしたが、携帯電話からのメールで中国語を使って話したようでした。

引越ししてから、なかなか授業に出て来なかったので聞いてみると、福田さん曰く、アパートへ引越しをした其の日から、電気・水使えなくて
修理が来るのを待っていて、お湯が出ないので何日も何日もこの寒い冬空に水でシャワーして、もう泣いていましたと言われました。
また、電気使えたと思ったら、急に火が出てショートしてしまい電線が燃えて火事にはならなかったけど、怖かったと言われました。
そんな事なら、不動産屋に文句言って、家賃返して貰わないと駄目だよと言うと、福田さんは、修理の立会いも来ないし言葉わからないから、毎回メールを不動産やの主人へ打って連絡とっているけどなかなか連絡とれずに、時間ばかり過ぎてしまったと福田さんは困り果てた顔で言っていました。

ならば最初に相談したアルバイト先の中国人の人に中に入って貰って文句の1つも言ったらどうなのと聞くと、福田さんは、中国では最初に確りと見て契約しない方が悪いし、まだ、貴方の住んでいるアパートは良い方だと言われたと言っていました。ああもう200元、払って違うアパートにすれば良かったと思うと福田さんは、こぼしていました。
やはり、日本と中国では、いろんな面で考え方も見方もやり方も相違する事を痛感した。これが、初めて中国でアパートを借りた日本人の余り授業に出てこない生徒の福田さんの現状でした。

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