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    • Diary_05052024

      8時過ぎ起床。朝食。 Kay-Bee Picturesの最初期の作品で、トーマス・H・インスとウォルター・エドワーズによる『On Secret Service』(1912) を観る。南北戦争で女性が暗躍する話はKalemでも撮られていたが、大衆に好まれていた題材だったのだろう。インスの映画では南北のスパイ同士の戦いにラブストーリーが絡んでいて、話自体は全然面白くないのだが、やはりインスのプロダクションはとても好み。衣装や美術のディテール、キャスティングが良い。 買い出しを

      • Diary_05042024

        9時起床。朝食。 ジェイ・ハントの'14年作『The Death Mask』を観る。Kay-Bee Picturesでの早川雪洲と青木鶴子の共演作で、やはり先住民に扮した先住民の物語、というか、三兄弟と対決するくだりなど、これはもはや民話だ。インスのプロデュース作は全部観てみたいという気になってきた。 洗濯。 夏海さん出勤。 コスミックのセットを並べるために購入したラックが届いたので、開封して組み立てる。ラックは二段階に分かれており、一つに繋げて完成なのだが、繋げてし

        • Diary_05032024

          8時過ぎ起床。ゴミ出し。ご近所のSさんが洗車をしていたが、声をかけそびれた。やはり、慣れていないとそういう挨拶などはスッと出来ないものなのか。次は細心の注意を払って歩かないといけない。 朝食。夏海さんも起きてくる。 ルービン・マニュファクチュアリング・カンパニーの'12年作『The Bravery of Dora』を観る。これは監督不明で、メキシコの革命軍とアメリカの軍隊との衝突に巻き込まれる親子を描いている。こういう初期の映画会社は無数にあり、まだまだ全体像がボンヤリと

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          Diary_05022024

          7時過ぎに悪夢で目が覚める。自分が主催したライブにお客さんが来ない夢…。出演者は工藤さんで、300人ぐらい入る会場に50人ぐらいしか予約が入っていないという、リアルな感じが怖かった。 そのまま起床しゴミ出し、朝食。 夏海さんも早めに起きてくる。 もうちょっと初期のデンマーク映画を観てみようと思い、リュミエール的に記録映画を撮っていたピーダ・エルフェルトの映画を5本観る。『Kørsel med Grønlandske hunde(グリーンランドの犬橇)』『Brandvæs

          Diary_05022024

          Diary_05012024

          8時半起床。今日は目覚ましが鳴る前に起きられた。朝食。 たまにはデンマーク映画も観ようと思い立ち、ウアバン・ギャズ『深淵』を観る。アスタ・ニールセンという役者はこれまでに『Das Liebes-ABC』でしか観ておらずドイツ人だと思っていたが違っていた。そしてこの1910年の『深淵』が映画初出演らしいが、『Das Liebes-ABC』ではさほど感じなかったニールセンのカリスマ性が伸び伸びと発揮されているように思う。話そのものはかなりガサツで問題がなくはないが、'10年とい

          Diary_05012024

          Diary_04302024

          8時前に目が覚めて、反射的にMacを開いて日記を更新したが、取り敢えず目覚ましが鳴るまで…と思い二度寝。目の前にLPジャケットを縦に2枚つなげたぐらいの大きさの布があって、触らずともこちらの手の動きに応じてバサバサと動く。「おお、これは!」と感動した瞬間、「あ、これは夢だ」と気づく。即座に周囲の空間を観察してみると、その不思議な布の下に映画のDVDらしきものが数枚重なっているのを見つける。「夢の中のDVDか〜」と感心しつつ手に取ると、どれもはっきりしないモノクロ写真のジャケッ

          Diary_04302024

          Diary_04292024

          8時半起床。朝食。 グリフィスの'09年作『A Strange Meeting』を観る。セネット、ビリー・カーク、オーウェン・ムーア、メアリー・ピックフォード、ヘンリー・B・ウォルソール、ジョン・R・カンプソンなどグリフィス組のスターが大挙して参加しているが、彼らは全員が端役で、画質も悪いためあやふやにしか判別できない。ともかく、メインになっているのは神父のアーサー・V・ジョンソンと、盗賊団の一人であるステファニー・ロングフェローの関係で、このロングフェローという役者もなか

          Diary_04292024

          Diary_04282024

          今日も8時半に目が覚めたのに二度寝して9時半起床。なかなか身につかない。朝食。今日は快晴で朝から気温が高い。 夏海さん出勤。 今日のサイレント映画友の会でリュミエールの小特集をやることを思いつき、急いで内容を考える。14本ほど大喜びで選んだところで「これは際限がないぞ」と気づく。 12時半頃に外出。自転車で五橋の福祉プラザへ向かう。いつもと違う道を通ってみたら、8分ほどでフォーラムに着くことが分かった。13時過ぎに福祉プラザ着。2Fホールの受付にモモさんと楓子さんが立っ

          Diary_04282024

          Diary_04272024

          8時半起床。朝食。 J・A・ハウの'22年作『Take Next Car』を観る。ジェームズ・パロットとデビュー間もないジョビナ・ラルストンが中心になっているという美点を除けば、馬車鉄道のヴィジュアルの良さだけで押し切った感もあり、いかにもハル・ローチ的なライバル同士のせめぎ合いがあり、ふんわりしたハッピーエンドで終わる。特に何というわけではないが、馬車鉄道を見るならばまずこれを、と人に勧めることはできる。ただし画質は悪い。 セネットが主演したグリフィスの'09年作『Lu

          Diary_04272024

          Diary_04262024

          8時半に一旦目が覚めたものの、二度寝して9時半起床。ごみ出し忘れた!と焦ったが、夏海さんが出してくれていた。朝食。 ノーマ・タルマッジが出ている1912年のヴァイタグラフ映画を2本観る。『Fortunes of a Composer』はチャールズ・ケント監督主演で、このケントという監督はよく知らないが、以前J・スチュアート・ブラックトンと共同監督した『A Midsummer Night’s Dream』を観ていた。アメリカの妻子から離れて単身パリで困窮する老作曲家が、生活苦

          Diary_04262024

          Diary_04252024

          8時半起床。朝食。 レオ・マッケリーの'25年作『Should Husbands Be Watched?』を観る。チャーリー・チェイスの弛緩したキャラクターを生かした話のバリエーションの一つで、初めて雇う使用人との生活に緊張するギャグや、強盗を買収して撃退したフリをするギャグ、キャサリン・グラントに思い切り殴られて静かにくずおれるギャグなど、どれもとてもいいが作品としての印象は薄い。 ファッティがキーストンで'15年に撮った『Fatty and Mabel at the

          Diary_04252024

          Diary_04242024

          8時半起床。もうちょっと早めに起きるのを習慣化できるかどうか。朝食。 コリン・キャンベルの1918年作『Little Orphant Annie』を観る。コリーン・ムーアの初期作で、『田舎漢』よりも古い。孤児のムーアが他の子供たちを啓蒙するために語る寓話が映像化され、現実とシームレスになっている表現はとても洗練されているが、サイレントの表現がどんどん先鋭化していく20年代の手前の、まだちょっと不安定な部分もあって、その隙間の感じが面白い。 夏海さん出勤後、雨がパラついてく

          Diary_04242024

          Diary_04232024

          8時起床。朝食。今日は朝から霧雨。 グリフィスを2本観る。『The Light That Came』(1909) は三人姉妹の中で顔に傷がある娘が、盲目のヴァイオリニストと恋をするが、彼の目が治療されたらもう愛されないのではないかと怯える、というもので、グリフィスは同じ話を別の映画で撮っていたんじゃないかと思うが、はっきりとは思い出せない。グリフィス以外の監督の映画で観たのかも。デビューしたばかりのルース・ハートの演技が素晴らしいのはグリフィスの演出が優れているからなのか、

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          Diary_04222024

          9時起床。朝食。 ルイ・フイヤードの'11年作『Les Vipères』を観る。インタータイトルが無いため、映像のみで話を読み取るしかないのだが、この映画はなかなか難問だな…と思いつつ、しかしフイヤードの奥行きのある画面作りや、役者の不思議な動作の意味をちゃんと理解したくてモヤモヤする。ところが終盤になって突然、「あ、この人とこの人は夫婦なのか」とか「さっきはこの事について喧嘩していたのか」などと分かってきた。その理解を踏まえて再び最初から観てみると不思議なことに、全ての画

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          Diary_04212024

          8時半に目が覚めたのでそのまま起床。昨日近所のアジア食材店で買ったカップラーメンを朝食にする。花椒油が付いていて、覚悟を決めて全部加えたら、舌にビリビリ来る辛さ。しかし不思議と長く後を引かない。そしてスープは激ウマ。この激ウマのスープに、なぜこのビリビリの要素が必要だと考えたのだろう。 グリフィスの'09年作『The Joneses Have Amateur Theatricals』を観る。ジョン・R・カンプソンをフィーチャーした軽喜劇で、演劇人たちを自宅に招いたカンプソン

          Diary_04212024