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食に何を求める!?

1日3食または、2食
いや、1食だという人もいるかも知れない。

ちなみに、僕は3食派だ。
朝は、妻が焼いてくれた米粉パンを軽くトーストして食べる。

昼は、娘が作ってくれる色々を食べる。
夜は、妻が作る場合もあれば、稀に僕が作るときもある。

我が家では、お味噌汁の出汁は、煮干しや鰹節を削って
それらを煮出して出汁をとる。

以前は、粉末の出汁の素を使っていたこともあったが
娘が生まれてからは、食べたモノでカラダは作られる
そう考えると、手間を惜しむのをやめた。

ちなみに、電子レンジも20年近く前に捨てた。
これは、電子レンジで加熱することで
食品に含まれるアミノ酸が代謝不可能な物質に変化する
という、嘘か本当か分からない情報を知り

考えてみると、電子レンジが一般に普及したのは
僕が子供の頃だったことを考えると
実は、必要ないと思ったからだ。

何かを温めるなら湯煎という手もあるし
ここでも、手間を惜しむのをやめた。

なぜ、こんな話をしているのかというと
僕が食に求めるのは、安全性だからだ。

遺伝子組換え作物やゲノム編集作物
あるいは、人工肉などが出回るようになってきた
というのは、僕にとっては脅威以外のなにものでもない。

実際に日本でも、遺伝子組み換えに対しては懸念の声が多いため
その表記などを巡って問題になったワケだが
ゲノム編集された作物や魚類などは、許可も必要なく
表記も必要ないことから、すでに市場に出回っているようだ。

支配層の人間たちは、
一体どこへ僕らを連れて行こうというのだろう。

AIがもてはやされる時代だが
最終的には、すべての食品が人口培養によって製造され
それを管理するのは、人ではなくAIだとも言われている。

つまり、漁業も畜産も農業もすべて不要になり
支配層の人間だけは、旧来からの食べ物を食べ
大多数の一般大衆は、家畜同然となるのだろう。

農地も牧場も海も必要なく、そこにあるのは
無菌状態の無機質なビルであり
そのビルの中には、人間は存在せず、静寂の中
モーター音だけが静かに音をたてAI管理により
縦横無尽にロボットアームが動いているだけだろう。

これは、個人的な妄想かもしれないが
こういった妄想のような発想は、1970年代には
すでに、あったのだ。

1973年のアメリカ映画「SOYLENT GREEN」(ソイレント・グリーン)で
それが描かれている。

美味しいものを食べたいと考える人は多いと思うが
それは、食糧不足の戦後間もない頃の話で
現在では、マズイものはそれほどない時代だ。

美味しい、マズイではなく
人体にとって、安全なのか、そうでないのか
これが現在の食に対する価値基準になってしまったのではないか?
というのが、僕の個人的な考えとなっている。

何を食べされられているのかもわからず
ただ、美味しいと思って食べていても
カラダは、入ってきてものに反応しているのだから
いずれ、僕らは人間でなく、人間のようなモノになってしまうのかもしれない。

あなたは、食に何を求めますか?

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