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ジーコ長谷川ルアープロダクト

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ルアー開発についての話
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スティーズプロップにも長谷川ピンク!

スティーズプロップにも長谷川ピンク!

2020年3月に発売予定のダイワスティーズプロップ85に長谷川ピンクver.1もラインナップされます。

釣れるピンクの話はこのnoteでもお話してますので是非チェックしていない方には見ていただきたいです。

「ピンクは何故バスに効くのか?」https://note.com/koji_hasegawa/n/nb8ce431f61c6?magazine_key=m2ba002e0b3ea

3タイプでASAR! スティーズプロップの開発 その3

3タイプでASAR! スティーズプロップの開発 その3

ASAR(オールシーズンオールレンジ)を3タイプでカバーする。スティーズ プロップのウェイト設定は3種類あります。

F :12.7g(フローティング)

S:13.8g(スローシンキング)

FS:16.5g(ファーストシンキング)

トップウォーターでも効果大!Fタイプシンキングダブルスイッシャーと言ってきましたが、トップウォーターとして使用出来るフローティングもラインナップしています。

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ピンクは何故バスに効くのか?

ピンクは何故バスに効くのか?

ピンクが何故バスに効くのか?

10年以上このピンク(クリアーなピンク)を使い続けて思ったことはいくつもある。

その私の仮説話の1つとして以下がある。

「ピンクというカラーはバスに補食対象だとして遺伝子の中に組み込まれている。」

この長谷川ピンクカラーは釣りガールにも人気があると思う。

「ピンク=女子」常識的にとらえてますよね?

でも、冷静になって考えてみると・・・

おかしいと思いませ

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バスの本能を刺激する! スティーズプロップの開発 その2

バスの本能を刺激する! スティーズプロップの開発 その2

シンキングスイッシャーには不思議な食わせ力がある。バス(魚)のなんらかの本能を刺激することが出来る要素があるのではないかと思っている。

使い方はスローリトーリーブ投げてゆっくり巻くだけ!

コツはそっと巻くこと!!

スローに動くボディ、前後で高速回転するペラ!ボディーのスローな移動に反して高速でペラが回転することが重要。

相反する要素にバスは特に弱い。

ダブルスイッシャーはペラが命!速く回

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スティーズプロップの開発その1

スティーズプロップの開発その1

今から13年ほど前に発売された日本で初のシンキングダブルスイッシャーと言えばガンクラフトのスクリューベイトである。

スクリューベイトの発売を皮切りに各社からシンキングタイプのダブルスイッシャーが発売されるようになった。

当日ダブルスイッシャーとは、トップウォーターと言うと認識でしかなかった。

これが沈む?となると今のイメージでは、シンキングポッパー?くらいの衝撃的なイメージだったと思う。

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アノストシンカーのタングステン化

アノストシンカーのタングステン化



アノストシンカーTGはタングステン製フットボール型ネコリグ用ネイルシンカー。

鉛製のアノストシンカーをタングステン化したものです。

タングステンのメリット

・鉛に比べて比重が約2倍ある。→半分の大きさに出来る

・素材が硬質→感度が良いのでボトム感知能力が上がる。

アノストシンカーと異なるフットボール形状はボトムでの倒れこみアクションをしっかりさせるためです。

水中のイメージではステ

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「定着したかな?オモネコ!?」のつづき

「定着したかな?オモネコ!?」のつづき

前回記事、「定着したかな?オモネコ!?」のつづきです。

全国各地のフィールドで見ると、この重さのネコリグは明らかに食いが悪く釣れないと言う印象を受ける可能性が高い(自分で琵琶湖以外のフィールドで使ってみても感じた)。

琵琶湖の場合は「釣り方をポイント合わせる釣り」のがストロングな釣りが出来る可能性高い。

日本一の広大な琵琶湖、狭いスポットから絞り出す釣りも嫌いではないが、釣り方をポイントに合

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定着したかな?オモネコ!?

定着したかな?オモネコ!?

アノストシンカーを発売したのが2013年3月。

アノストレートは2009年11月。

発売してから、アノストレートは10年、アノストシンカーは6年になる。

アノストシンカーを発売した時のウェイトラインナップは、3.5g,5g,7gの3種類を同時に発売した。

当日は特にウェイト感がかなり世間的には的外れなウェイトのネコリグ用シンカーだったと思う。

しかし、コアなアングラーからは支持されたと思

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春の定番、スイムベイトの使い分け

春の定番、スイムベイトの使い分け

ジグヘッドタイプのスイムベイトについて

スイムベイトのアクションを最大に活かすにはフックのラインアイの角度が90°のものが最も良い。

ボレアス アクスイヘッド

ラインアイの真下にヘッドがあるため低重心性をも最も活かした条件と言える。

この90°アイはアクションに関しては最高だ!しかし、障害物の回避能力が非常極端に弱い点がデメリットだ。

障害物をすり抜けるにはラインアイの角度を付け、ヘッド

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悪魔のスイムベイト アクスイを作るきっかけ

悪魔のスイムベイト アクスイを作るきっかけ

悪魔のスイムベイト、もともとはネットベイトのBKスイムベイトから始まった。

画像内、上がBKスイムベイト、下はパドルテールミノーのコピー系スイムベイト。

ジグヘッドタイプのスイムベイトは日本では全くポピュラーではなかった。

アメリカでこの手の釣りに火を付けたのはバストリックスのパドルテールミノーだったと思う。

Basstrix Paddle Tail Swimbait

アメリカのトーナメ

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悪魔のスイムベイトを作るきっかけ その2

悪魔のスイムベイトを作るきっかけ その2

チューブ=中空

バストリックスのパドルミノーの様に手の込んだ製法をまんまコピーしたワームが沢山出回る中、BKスイムベイトはインジェクションタイプ(市場にあるほとんどのワームの生産方式)の量産に向いた製造法で作られていた。

チューブタイプのワームだから中空構造は必然だったバストリックスのパドルミノーに対して、BKスイムベイトはインジェクションタイプにも関わらず中空構造で作られていた。

これは、

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悪魔のスイムベイトを作るきっかけ その3

悪魔のスイムベイトを作るきっかけ その3

前回からの続きです!

私がスイムベイトの作成を手掛け完成したのがDAIWAから発売された「テンスイ」です。

私にとっての悪魔のスイムベイトから天使のスイムベイトへ!ということで「テンスイ」と名付けた。

テンスイ発売当時、バス業界はあのアラバマブームの真っ只中だった。

私もアラバマリグをそうそうに試し、その恐るべし釣果を体感したひとりだった。

そして、丁度そのタイミング、テンスイの発売一週

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悪魔のスイムベイトを作るきっかけ その4

悪魔のスイムベイトを作るきっかけ その4

前回からの続きです!

テンスイの廃盤は仕方がないと思った。

テンスイは一般には非常に使いにくいワームだからだ。

基本ジグヘッド、しかも90°アイの様に低重心ヘッドと組み合わせなければテンスイ独自のスイミングアクションを活かすことが出来ない。このことを理解しないで手にしてしまったアングラーから支持されなかったと思っている。

しかし、琵琶湖北湖ではこのテンスイ釣法は定番化しテンポンドオーバーを

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J.C.F 長谷川耕司が語るジョインテッドクローの真実

12年前のムービーです。
でも言ってること今と全く一緒です。
ただ、時代を感じる笑