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【後編】リモートワークで進化した僕たちの話

こんにちは、Seven Rich Accountingの角田です!
今日は前回の記事の第2弾、リモートワークで進化した僕たちの話2を紹介させてもらえればと思います!

前回は【朝会】と【オンラインランチ】について紹介しましたのでその続きを紹介します。それでは早速!!

⒊オンライン映画鑑賞

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ん?オンラインで映画鑑賞??なにそれ?
僕も最初はクエッションでした(当事者笑)。が、タネも仕掛けもなく、かなりアナログな手段であり、とはいえ結果的に非常に効果の高かった施策の一つとなりました。笑

具体的なToDoは、

⒈鑑賞する映画を決める
⒉時間を設定する
⒊時間になったらZoomでメンバーと繋がる
⒋一斉にボタンを押し、映画鑑賞スタート!笑

というなんともひねりのない方法です。
要するに、今すぐに実行が可能です!
ただし、鑑賞中の工夫はあります。

僕たちはコンテイジョンという、ウイルスより人々がパニックに陥り、社会が崩壊していく様子を描いた作品を鑑賞しました。まさに今のタイミング。もちろん課題感を持った上でセレクトしました。

また、鑑賞中の工夫としては気になった部分をメモベースで貯めておき、鑑賞が終わってから全員で議論をします。メモはもちろん鑑賞中も確認できます。メンバーの新しい視点が加わることによって2回目、3回目の映画でも異なるキャッチになったりもします。面白いですよね!

結果、メンバーの異なる視点や思考回路を勉強できたり、映画から得たヒントをも元に転用を考えビジネス上の施策に繋げてみたり、様々な発見があり面白いです!これは、気持ちがオフ状態だからこそ起こるカジュアルにコミュニケーションから生まれるものだと思います。“よく遊び、よく学べ”とはまさにこのことではないでしょうか。さらに期待される効果としてメンバー間の距離もグッと縮まります!(手間もかからないので参加率も非常に高い!)

※最近はウェビナーに参加しようとか、同じ漫画を読んで議論しよう!等、新しい取り組み案も出てきています!

是非、お試しあれです!

⒋KPT

さて、次はKPTについてです!
先ずKPTって何の略?といったところからですよね。
KPTとは、こんなかんじです!(そのまま笑)

K:KEEP ➡︎ 継続していきたいポジティブなこと
P:PROBLEM ➡︎ 解決したい問題、課題
T:TRY ➡︎ KEEP、PROBLEMを元にトライしたいこと

具体的に何をするかというと、

⒈SlackにKPT更新用のグループを作成します
⒉1日の終わりにメンバーがKPTを振り返り、ポストします
⒊そのKPTに対して皆でFBをする(朝会で議題になることも)

といったかんじで振り返りをここでも徹底しております。

まさに、昨日の自分より今日の自分は成長できているかを意識するための取り組みになります。なぜここまで徹底して行うのか。それは、僕たちのチームは成長意欲の非常に高いメンバーで構成されていますが、目標/目的に対するモチベーションを強固にできているメンバーだけではないのが現状だからです。目標/目的を仮設定し模索中のメンバーや、目標にイマイチ納得感を持てていないメンバー等様々です。

目標/目的が明確であり、そこに納得感がなければそこにモチベーションは生まれません。例え生まれたとしてもすぐにコンフォートゾーンに戻ってしまうでしょう。いわゆるホメオスタシスのフィードバックです。だからこそ高い状態をキープするための仕組み化が重要であり、癖となるまで繰り返す必要があったのです。

おかげさまで1日1日に納得感を持てているメンバーが増え自己肯定感は高まり、仕事でもプライベートでも前のめりのメンバーが増えました。同じ目線で戦えるメンバーがいるって本当に幸せだと思いました。これからも皆で意味ある議論を繰り返し、あたりまえの水準を高め続けるのみです。

⒌週次振り返り

最後に、週次振り返りについて紹介します!
具体的なToDoはこんな感じです!

⒈バリューを作る(僕たちは1泊2日の合宿で決めました)
⒉週1でバリューを軸に振り返りを行う(※定量的/定性的に振り返ります)

本当にシンプルですね!でもすごく重要だと思っています。
先ず、バリューってどう定義してる?というところから簡単に共有します!

企業が大切にしている「社員に求める価値観」
各企業が持つ「自社における優秀な人材の定義」

「ビジョン(いつまでに、どこに行きたいか?)は、時代の変化に合わせて変更していく可能性が高く、朝礼暮改になってしまう。そのため、一度定められた数年後のビジョンに沿って採用や育成を行うと、進めている最中に突然方針が変わってしまうことがあるため、混乱を招くことになる。
そこで、朝礼暮改にならないミッション(企業の存在意義)とバリュー(価値観、行動指針)を全面に打ち出して、そこに共感する人材を採用し、体現できる人材を育成することが、最重要になっている。」という背景の上、重要性の高さをチーム内で共通認識持てるようにしています。

一部引用:https://at-jinji.jp/expertcolumn/155

要するに、作るだけじゃ全く意味をなさないんですよね。
作る上でも納得感を持った上で作らなければいけないし、作った後のメンバーへの浸透度が最も重要。そのバリューに沿った行動がとれているメンバーが一致団結した先に強固な組織化があるのだと思います。

だからこそ、この“浸透”までは振り返りを行う価値はあると思っています。具体的にどのように振り返っているかというと、

⒈各バリューごとに定量的に評価(点数制:5点満点)
⒉各バリューごとに定性的に評価

定量的評価については自己判断です。あくまで自己判断です。
また定性的な評価については議論が発生します、“なぜ点数が高いのか”、その点数をより向上させるためには何ができるのか”、“なぜ点数が低いのか”、その点数を改善するためには具体的に何をするべきなのか”など主体的にアウトプットしフィードバックを行っていく感じです。そして、来週までに進化させたいバリュー項目を1つ切り出し、何ができるか考え一週間コミットする。

結果、バリューの浸透度は非常に高くなり、もちろん行動も伴っている状態です。また、一つのバリューに集結しているメンバーですので、主体性もありつつ、チームファーストで思考、言動、行動できるチームへと進化しました。

最後に

最後に、先ずここまで読んでいただきありがとうございました!
文章を書くことは苦手科目でもあるのですが、書いているうちに思考が整理され、時間はかかってしまったもののたくさんの学びを得ることができたなと個人的には思っております。笑

また、5つの施策を始める時は非常にめんどくさい気持ちが先行すると思います。しかし、僕は企業の資産である人材がなぜ重要視されるのかを改めて認識することができました。パフォーマンスの低かったチームと、高くなったチームのギャップが大きいためインパクトが圧倒的でしたね。

まだまだ未熟な組織だからこそこれからも、“現状のルーティンを疑い”、“もっと何かできないっけ?”を思考し、“じゃあこれやろうにスピードとクオリティーを求め”、“やりきる”を繰り返し進化していきたいと思います。

では、次は何かしらの本を読んでnoteにまとめていきたいと思います!

P.S

Pragliが良き。Zoomを超えた。オンラインコミュニケーションはこれで完璧。

■Pragli
https://jp.techcrunch.com/2020/04/15/020-04-14-pragli-remote-office-application/?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvbS8&guce_referrer_sig=AQAAANbT1oFkpTO1bDEkvp3pqBWnDViniJWk4theu0QxgDCbuSuNEhz20TwnqfStTf-PdRfMD7WePuP_fWb-gg1aE8YlJ-2IWfyWQU3wrl-XF0D3rxPX-0tRbbRH0CFjgwHs7dbk3LTyxb6k0TIs2yfsrafoJ1IARqImtxfj_INopvnf