見出し画像

転職活動

派遣社員アラフォー独身女は楽しく過ごして、お金に困る事もなく都心のアパートに住んでいる。まつ毛エクステ、美容院も月に一回行って、独身の友達と時々遊んだりして。ボーナスや退職金はないものの、不自由を感じたことはなかった。

しかし、転職エージェントに登録して、担当者と面談して、人生が絶望に変わった。

まず、①書類通過率が一桁台であること。5%〜9%との事…
②転職エージェントは企業様から数百万を頂いてるのをご存じですか?と。中年の担当女性に言われた時、知ってたけど、私に数百万の価値があるわけないと落胆した。

続いて、40代で派遣の方も今は増えてきてますけど、数年前まで35歳派遣定年説なんて言葉もありましたからね~と言われる。

それまでは、女性は全員正社員で働いていたのか?非正規雇用を拡充させた竹中平蔵が悪いのか?結婚して旦那さんの給料だけで生活できてただけだろ?

当初、明らかにキラキラネームである新人担当者をつけられたのは、転職出来ないと見込まれたからだろう。

そして、転職エージェントは三カ月しか担当者がサポートしてくれないのだそう。三カ月して転職先が見つかなければ、おさらばというわけだ。そんな人が50%いるとの事だった。

うちだけでなく、ハローワークや転職サイトも使って活動してくださいね。とあざ笑うように言われた。

メールに担当者の休日が書かれている。月に16日も休みがある・・・
リクルートさんのようなところに就職できたら勝ち組だろう。虫けらが就職できようができまいがどーでもいいことだ。

現実を知らせてくれたことはありがたかったが、このエージェントで仕事が内定する事は一ミリもないということを悟り、30代後半の厳しさに絶望しかなくなった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?