オリンピック選手を称えよう

北京オリンピックがも終盤になってきた。結果がでる選手、出ない選手がいるのはこれは、勝負の世界なのでしかたないが、誹謗・中傷は非常に残念です。選手は、生活を犠牲にして成績を挙げることをめざして懸命に努力して檜舞台に立っている。檜舞台にたつための努力は並大抵のものではない。特に冬季種目は費用もかかるし、周りのサポート必要である。そんな環境で精進を重ねてきた選手に、結果がどうであれ批判的な言葉は決してかけられるはずもない。

私も学生時代、スキー競技をしており親には非常に費用面、また遠征が常で心配もかけた。選手としては三流以下だがお陰様で楽しく学生時代を送れた。だから環境面での苦労は少しはわかっているつもりだ。選手は、所属先がなければ全額自己負担で遠征もしなければならず、またサポートもないなかで競技を続け、引退したら生活の不安もある。そんなリスクをしょっても頑張っているのだから、結果がどうであれ出場することに敬意を表すべであると思う。

メダルがとれない、金メダルでじゃないなどコメントしているコメンテーターをみて、遠征費の一部でも負担してはと思ってしまうのは私だけだろうか。温暖化が原因で雪も少なく、遠征も国内ではなく海外が主流になれば費用もかかるし競技人口も減ってしまう。そうした状況でも競技人口を増やそう、子供たちに夢を手弁当で寒い中手伝ってくれる地元の人がいる。そういった環境を理解し、手を差し伸べて初めてコメントできるのではと思う。

テレビである以上コメントしなければ仕方ないが、少し考えてほしいし、ネット上の誹謗・中傷する方々もホント自分自身を情けなく思ってほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?