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POOLO3期の嫌いなところを10個挙げてみた

どうも、コージーです。

今回は、僕が所属しているニューノーマルトラベラーの学校「POOLO」3期の嫌いなところについて書きます。

最初に断っておきたいのは、この文章で述べている内容は僕個人の一意見であり、文責は100%僕にあります。その点、ご理解ください。

まずはばーっとPOOLO3期の悪口を10個挙げ、最後にはなぜ今回このようなnoteを書いたのかについて、僕の思いを書きました。できたら最後まで読んでほしいです。

※文中、POOLOと表記されているのは、全てPOOLO3期のことです。POOLOは現在4期まで(POOLO NEXTは2期まで)ありますが、本noteで僕が言及しているのは全てPOOLO3期についてです。POOLOは期によってそれぞれ特色が違いますので、あくまで僕が参加しているPOOLO3期に関する個人的な感想と受け取っていただければ幸いです。

POOLO3期の悪口10連発

さっそく、POOLO3期の悪口を10個語る。テンポよくいきます。

①「前向き・ポジティブ」が正義の空気感

POOLOには、前向きでポジティブな人が本当に多い。素晴らしいと思う。

一方で、前向きでポジティブな人が多く、そしてそれは非常にいいことであるがゆえに、愚痴をこぼしたり、弱気なことを言ったりしづらい雰囲気がある。

ポジティブはいいことだ。ポジティブな人が多いと、ネガティブな人も明るい気持ちになれることもある。ただ「ポジティブ、最高!」という空気感が強すぎると思う。「ネガティブでもいい。愚痴を吐いてもいい」という考え方もあっていい。

②「企画者・ギバーがえらい」という空気感

1個目と似ているのだがPOOLOのメンバーには、主体的に旅やイベントなどを企画する人、利他的な人(ギバー)が多い。これまたいいことだ。

だが、あまりにも企画者・ギバーを褒めすぎだと思う。確かに企画をやるのはすごいことだし、ギブしてるのはえらい。でもその空気感がいきすぎると「みんなすごい企画してる」「やばい、ギブしてもらってばかりだ。私も何かギブしなきゃ」と思う人が出てしまうのではないか。

企画するのはえらいけど、企画しないのもえらい。ギブするのもすごいけど、ギブしないのもあり。僕はこんな世界の方が好き。

③コミュマネの使い方が分からない

僕はコミュニティマネージャーが苦手だ。これまで3人のコミュマネを経験したが、全員苦手だ。

勘違いしないでほしいのだが、3人とも人としては好きだ。3人の人間性やコミュマネスキルに問題があるのではない。コミュマネという立場の存在が個人的に苦手なのだ。

実際、チーム活動において、コミュマネがいる場合といない場合を比べると、コミュマネがいない時の方が、僕は断然やりやすい。参加者という同じ立場同士だと話が進めやすいのだが、コミュマネという違う立場の人がミーティングに入った瞬間、一気に話しにくくなる。同級生で盛り上がっていたところに、先輩が1人入ってくるような緊張感。

コミュマネは参加者と運営メンバーの間をつなぐような役割だと思うのだが、参加者より運営サイドに近い存在に感じられる。各チームの活動状況を運営側が監視するためにコミュマネを派遣してる。そんな感じがする。

たしかにコミュマネのアドバイスや一言がきっかけで、チームのプロジェクトが前に進むことはある。だが僕はチームメンバーでの共創にこだわりたい。運営メンバーの意図をくんだコミュマネはチームメンバーではないと思っているので、コミュマネの一言でチーム活動が動くのもなんか違う気がする。

そして、運営メンバーもみな良い人たちなので、何か質問があれば直接運営の方々に聞きたい。よって、コミュマネの上手な使い方がよく分からない。

④内輪感がある

POOLOメンバーは人として面白く「旅が好き」な人同士なので盛り上がる。それ自体はいいことなのだが、Twitterなど開かれた場所でもPOOLO内独特のノリや話題を話していたりするので、外から見ると、何というか内輪だけで盛り上がってる感がある(なんでお前内側の人間なのに外から見てんねん、て感じだけどね)。

⑤コンセプトが謎すぎる

POOLOとは「ニューノーマルトラベラーが育つあたらしい学校」だ。

はにゃ?にゅーのーまる?

ニューノーマルトラベラーとは「あたらしい旅で自分と世界の豊かさをつくる次世代の旅人」である。

あたらしい旅?豊かさをつくる?

謎すぎる。

僕自身、このコンセプトは素晴らしいと思っていて、共感したからこそPOOLOに入った。だが親や友人に「POOLOって何?」と聞かれた時は困る。説明がむずすぎるのだ。

「入れば分かるよ。とりあえずPOOLO入れ」などと乱暴な返答をしたくなるが、実際POOLOに所属して8ヶ月、いまだに分かっていない。一生かけて考えていくものなのだ。

⑥イベントが多すぎる

POOLOメンバーまじでエネルギッシュな人が多くて、次々と自主的にイベントを立ち上げたり、部活動を立ち上げたりする。

楽しくて最高なのだが、問題はあまりにも多すぎることだ。

全国各地への旅なんかも数多く企画されていて、全部に参加するには時間もお金も足りない。だからどのイベントに参加するか迷ってしまうのだ。取捨選択が大変すぎる。

⑦人数が多すぎる

僕の所属するPOOLO3期は、運営メンバーなども含めると80名超。多すぎる。

卒業まで1ヶ月を切ったが、まだ一言も話したことのない人も結構いる。1クラス分の40人くらいならもっと密度の濃いコミュニティになるのではないか。

⑧すごい人が多すぎる

POOLOメンバーは、マジですごい人が多い。すごいにもいろんな種類があって、仕事で成果を残している人、企画力や巻き込み力がある人、フットワークが異常に軽い人、小さな変化や違和感を見逃さずフォローできる人・・・。

「すげぇな」と思う場面が多い。そして「あの人に比べると、自分なんて・・・」と思うこともある。豊かさをつくるうえで、人と比較する必要はないのは分かっているが、それでもたまに比較して落ち込んでしまう自分がいるのも事実。すごい人がこんなにいなかったら、もっと自信持てたのに。

⑨共創がむずすぎる

POOLO活動の1つのテーマが「共創」である。課題に対して、チームメンバーで取り組み、何らかのアウトプットを出す。これがむずい。むずすぎる。

現在、4回目のチームでも、3人のメンバーでもめにもめている。「ニューノーマルトラベラーって何?」「知らねえよ」「あたらしい旅って何?」「何?あたらしいって?旅に古いも新しいもあんのかよ」

みたいな感じ。共創、まじでむずい。そして、楽しい。

⑩素敵な人が多すぎる

POOLOは、すごいよ。学生時代や社会人生活ではなかなか出会えなかったタイプの素敵な大人たちがめちゃくちゃいる。

こんなコミュニティ作ったの、本当にすごいと思う。学長のみっちーさんはじめ、TABIPPOの方々、講師の方々など関係者みんなに感謝してます。

なぜ悪口を書いたのか

以上、POOLOの悪口を10個語った。最後に、なぜわざわざ嫌いなところを書いたのかについて言及したい。

POOLOには、POOLOのことが大好きな人たちが多い。だからPOOLOに関する発信もポジティブなものばかりだ。

自分のコミュニティを愛して、誇れる。これは素晴らしいことだ。本当に。

だが、POOLOは100点だろうか。何も改善すべき点はないのだろうか。

僕はPOOLOが大好きで、90点だと思っている。だから残りの10点を上げていきたい。

そこで今回、残り10点の不満を書いた。

正直、POOLOの悪口が10個も思いつかなくて苦労した。読んで分かったと思うが、最後の方は無理矢理絞り出した感がハンパない(笑)

それでも、とにかく悪口を書くことにこだわった。

なぜなら、多様な意見を言いやすい環境をつくることが大事だと思っているから。

悪口で挙げた①②とも重なるのだが、POOLOメンバーはPOOLOを愛するあまり「POOLO最高!」という空気感が強すぎると感じる。結果として「たしかにPOOLOはいいコミュニティだけど、ここはダメじゃね?変えていった方がよくない?」とか「私は個人的にこういうところは好きじゃないな」といった発信が非常にしづらくなっている。

僕がnoteを書いたところで、どこまで変わるのかは分からないが、1人でも2人でもネガティブな発信をすることが大事だと思った。ポジティブ100%は健全ではないから。

これはPOOLOだけの話ではない。最近の世の中は「愛している人たちのラブ」VS「嫌っている人たちのヘイト」という構図ばかりが目立つ。

「嫌っている人たちのヘイト」は正直、お話にならないから無視すべきだと思う。僕が言いたいのは「愛している人たちのヘイト」の重要性だ。

僕はPOOLOを愛している人の1人として、POOLOの悪口を書いた。愛している人が不満や改善点を述べることには、大きな価値があると信じている。

ラブを語ることは素晴らしい。だが、組織の空気によってラブしか語れなくなるのは怖い。もっと気軽に文句、悪口、ネガティブ発言を言ってもいいのではないか。その組織を愛しているという前提で。

最後の最後に。

今回、POOLOの嫌いなところを述べたわけだが「運営メンバー、改善してください」と言いたいわけではない。

POOLOは、参加者や運営メンバー含めて全員でつくっていくコミュニティだと思う。素晴らしいPOOLOがさらに良いコミュニティになっていくように、POOLOメンバーの1人として、行動していきたい。







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