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「コーチング」の本を読んだ

普段読書といえば小説なのですが。仕事で受けてる研修の課題図書だったので、読みました。

「コーチング入門」本間正人・松瀬理保著

ここ1,2年くらいのうちに「マネージメント研修」とか「キャリア支援研修」とかを受ける機会が何度かあったのだけど、そこでも似たような話を聞いたなぁ、と思いながら読んだ。「傾聴」や「承認のスキル」の話。聞いた時はふむふむ、と思うのだけど、実際日々のあれこれに追われてすぐ忘れてしまって、しかもそう言う対応って自分に余裕がないと出来ないよね?でも言いたいことは良く解るのですよ。解ると出来るは違うなぁと改めて思う。読んでる時は、なんだ〜それ聞いたことあるぞ!知ってる話だ!とか思うのだけど、じゃあそれ出来るの?って考えるとまぁ、うん。出来てないよね。
でも何故か今回は少しやってみたいな、出来るようになりたいな、と思ったので。現在私には仕事で直接指導してる部下や後輩はいないので、とりあえず人と会話するときに「傾聴」を心がけて、「承認のスキル」「質問のスキル」「ヒーローインタビュー」など、本で読んだことをやってみる。と、結構人の話を面白く聞けるな、いつもイライラしてしまうシュチュエーションで余裕のある対応が出来たな、なんて思ってちょっと嬉しくなる。
具体的には、普段あまり話さない職場の後輩の仕事観を知れてちょっと仲良くなった気分になったり(私だけかもだけど)、妹の面倒くさい恋愛相談を寛容に聴けたり、そんな感じ。

話は少し変わるけれど、最近仕事の電話で、初めて会話した人がものすごく感じの良い人で、私もそうなりたいと思った。仕事の話しかしていないし顔を見たこともないけれど、私この人好きだな、と思ったのだ。落ち着いていて、何というか、言葉がきれい。話のペースがちょうど良くて、言葉の間に「あの」とか「なんか」とか「えっと、」とか余計な接続詞が入っていない。私はせっかちな性格のせいもあって、話すスピードが早くて落ち着きがない話し方をしてると思う。「なんか」をことばの間に沢山挿入してしまう。話しながら自分でも「なんかってなんだよ⁉︎」と思うけれど、気が付いたらもう挿入されている。口癖なんだな…
あの人みたいな話し方をするにはどうしたら良いのだろう?とりあえず、話すペースをゆっくりにして、「なんか」を撲滅したい。あと焦ったときベラベラ話すより、一旦黙った方が色々誤魔化せるしカッコ悪くないよね。

すぐに出来るようにはならないけれど、自分の理想をちゃんと持って練習して、いつかはそこに辿り着きたい。コーチングスキルの習得も、落ち着いた話し方も、今、やりたいと思っていることをちゃんと継続していきたいな。

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