コロナに気をつけるということ

今、東京は再びコロナの感染者数が急増し、第5波が始まったと言われている。

私の地元は四国だ。そこまではまだ東京で言われている第5波という波はまだ始まっておらず、感染者数は比較的落ち着いている。第5波が東京から周りに浸透し、それが近い将来にまた地方まで波及することになるのかどうかはまだ分からない。でも今は地方から見ると、コロナ感染者が急増している東京は、ある意味コロナの汚染地帯に見えるかもしれない。

私もこれからしばらく東京に滞在してオリンピックでボランティア活動しようというのだから、おっかなびっくりというか、少なからず不安を抱いている。なんだか同じような経験を前にもした。もうずいぶん昔になるが、青年海外協力隊員として東南アジアの某国に派遣された時に似ている。

デング熱や狂犬病、マラリアなど、日本にはない病気が流行している地域。そういう地域に入っていくんだから、そのときも不安だった。幸いにして私はたいした病気にかからずに帰国することができたが、不本意ながら病気にかかってしまった同僚を何度も見聞きした。

感染対策は必須である。ワクチンもうった。自分なりに気をつけて、完璧に対策すれば絶対に病気にかからないかと言えば、そんなことはない。それでも運が悪ければかかってしまう。そういうもんだと思う。

あと、当時の経験で言えば、疲れているとき、ストレスが溜まっているときに病気にかかってしまうパターンが多かった。そういう時は体内の防御機能も疲れてしまって、いかに若者たちと言えども、コロっとウィルスに負けてしまうようだ。疲れないように、ストレスを溜めないように、ということも重要だと思う。

リスクは承知の上である。そういうリスクを冒してでも参加する価値があると思ったから、私は行くのだ。対策は完璧に。あとは神頼み。どうか無事に終わりますように。


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