見出し画像

寝袋の話とエポックアウトドア。

はじめて買った寝袋は、化繊の寝袋だった。

お店の人に、ざっくり寝袋には2種類あると聞いて、化繊とダウンの説明をされたけどわかったようで全くわからなかったし、一体どのくらいのスペック(対応温度)のものを買えばいいかもわからなかった。

ただ3シーズン用が、人気らしいということと、ダウンが小さくて、化繊が大きかったことくらいだ。あとは値段。ダウンが高かった。


キャンプ道具のなかで一番大事なのは、寝具ともいえる。

そしてキャンプ道具のなかで、一番わかりにくいのも寝具だと個人的に思っている。

自分が寒がりなのか、どのくらいの温度まで耐えられるかわからないし、そもそも街とは違うキャンプ場の寒さってどのくらいなのかも全くわからない。

実際、幾度となく寒くてあまり寝れない夜もあった。

その数年後に、ダウン寝袋を買った。じんわり暖かくなるような化繊とはまた違うポカポカという優しさのようなものを感じた。

そしてそのダウンの寝袋は、今でも現役だ。


リサイクルダウンで、ものづくりをする本当のきっかけ


先日、テンマクデザインさんから、NANGAさんとのコラボ製品として寝袋を販売させてもらった。

https://www.tent-mark.com/osanpo_panda_350dx/


先日書いたエポックアウトドアをなぜはじめるかの記事の中でも一部明記したとおり、「リサイクルダウンを使って何かをしたい」と思ったきっかけになったのは、この製品づくりのためにNANGAの工場にお邪魔したことだった。(その時点では情報解禁されていなかったので製品づくりのためとは書けなかったけども)

寝袋もリサイクルダウンを使えないかなとも思ったが、リサイクルダウンを使った寝袋の企画は別にあった為、それは却下になった。

「いつかリサイクルダウンで何かしたい」という気持ちだけを持ち帰った。

その数ヶ月後、

エポックアウトドアのようなものをぼんやり構想していたときに、仕事仲間の佐久間が「リサイクルダウンを扱いはじめたナンガさんと、できたらいいすけどね...」とボソッと言ってくれたことが、

エポックアウトドアのはじまるキッカケとなり、運営メンバーの佐久間と野あそび夫婦の二人とたくさん話しをして

「エポックアウトドアでリサイクルダウンを使って、みんなでものづくりをする」という形になった。


ダウンをよく知ることで見えてきた、あの時の選ぶ基準。


先日、エポックアウトドアの第二回目のミーティングのために、運営メンバーでNANGAさんの直営店に行ってきた。

わたしたちもまだわかっていないダウンや寝袋、リサイクルダウンについての話を深く聞きたいと思い、NANGA直営店のショップ(nap)店長の加藤さんにご協力をいただいた。

正直、目がうろこだった。

知ってたと思っていたことも、わかっていなかった。

わたしたちが聞いてきたその内容を、野あそびの二人に構成をまとめてもらい、佐久間がそれを完結に説明し、わたしがイラストにしてより伝わるように、まとめる作業をこれから行うことになっている。


内容については第二回のミーティングまではまだ話せないが、

1つだけ。

「化繊とダウンのメリット、デメリット」

それ以外の、もう1つの選ぶ基準。

あの頃のわたしが知っていたら、どう思っただろうか。

第二回のコミュニティでは、実際にnapの店長の加藤さんもお招きをして、

みんなで一緒に知って、みんなで話しあえたらいいなぁと思っています。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?