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失敗を避ける!ビジネス本の選び方

お元気様です。koishiといいます。
今回はビジネス本の選び方についてまとめていこうと思います。
本を読もうと思っているけれどもどんな本を読めば良いのか、なにから手を付けて良いのかわからないという人におすすめです。

本を手に取る3つの切り口

まずどんな本を手に取るのかということに関して、3つの切り口があるという話をします。

具体的には、
・目的をはっきりさせる
・トレンドや世の中の流れを鑑みるor予測する
・直感で選ぶ

                      です。



【目的をはっきりさせる】

ビジネス本をほとんど読んだことのない人やイマイチ選び方がわからない人は本を読む目的をはっきりさせる事が大事です。
 
ビジネス本を読むということは、何かしら改善したい課題や到達したい目標があるということだと思います。

ですから、目的に沿った内容の本を選ぶのが一番効率的なのです。

関係のない本を読んでも多くの学びを得ることができますが、今解決したいこと、最も達成したい目標への近道を知るために本を読むわけですから、そこ遠回りしてどうすんだって話ですよね。

例えば、楽器が弾きたくて楽器の弾き方が書いてある本を買いに行くとしましょう。そのとき、なにを弾きたいのか、どんなジャンルの曲を弾きたいのかが決定していないと、どの教則本を選べば良いのかわかりませんし、自分の弾きたい曲のジャンルとかけ離れた本を買ってしまうことも十分にありえてしまいますよね。

たとえ明確な目標や課題がない方であっても、まずは身近なテーマから取り上げて読んでみるのがおすすめです。

知りたいことや興味のあることは何でしょうか。それにあった本を読むと、自分が知りたいことですから飽きずに能動的に読むことができます


【トレンドや世の中の流れを鑑みるor予測する】

これはビジネス書を読むのに慣れてきた中級者や上級者向けかと思いますが、世の中のトレンドで本を選ぶのもありです。

世の中の流れは常に変化しています。特にここ10年ほどは凄まじい速さです。その流れに遅れていては、成功したとしてもすぐに失脚してしまいます。今や大手企業に就職しても安定、安心できないのと同じです。

目まぐるしい世の中の変化に対応するために常に新しい情報をインプットし、できれば予測しましょう。うまく予測し、その分野において第一人者になることができれば、儲けることができます(笑)。

常に波の状況を捉え、うまく波に乗りましょう。


【直感で選ぶ】

時には直感で選ぶと、思わぬ面白さや学びのある本に出会うことができます。
いつも自分の思考回路で本を選んでいると、どうしても偏りが生じてしまいます。そういった偏りを避けるためにも、数冊か十数冊に一冊くらいは表紙で選んだりタイトルや帯で面白そうなものを選んだりすると良いです。


本に関しての情報収集

本はとても割安な自己投資であると「本を読むほど時間ができる」という記事で書きました。

しかしそれでも一冊あたり1500円。量を読めばそれこそ良い楽器が買えてしまう額にもなりうるわけですから、できればハズレの本には出くわしたくないですよね。

そこで、本を買う前に情報収集をすることをおすすめします。

その際に行うのは
・教養型より経験型を選ぶ
・無理して難しい本を選ばない
・スクリーニングをする
   

          この3つです。

【教養型より経験型】

上でも記したとおり、本を読むのは基本的に自分の問題解決のためです。ですから、理論中心の教科書のような本よりも、実際に著者が経験したことが記されている経験型の本を読むことを強くお薦めします。

理論中心の教養型の本に書かれた内容と違って、経験型の本には著者が実践して経験した成功体験やそのノウハウが詰まっています。

しかし、その本が経験型かどうかというのはタイトルだけでは判断し難いこともあります。
そういった際にチェックするべきポイントを、いくつか後述したいと思います。

【無理して難しい本を選ばない】

ビジネス書と言うとなんだか難しくて、果たして自分が理解できるのだろうかと思っている方もいるでしょう。

たしかにそういった本も中にはありますし、なれないうちはそう感じることが多いかもしれません。

しかし、なにも無理して難しい本を読破しなければならないということは全くないのです。

自分にとって易しいものを選びましょう。難しいと思ったら、途中で読むのをやめても良いのです。易しいものを読んでいるうちにビジネス書に慣れても来るでしょうから、その後にまたトライすればいいのです。

それに、ベストセラーになったり人気のある本は多くの人が欲するため、より理解しやすいように、読みやすいように改訂されることも多いです。

それこそ、『君たちはどう生きるか』という本は昔に発行された本を漫画にして読みやすくしたものですよね。

【スクリーニングをする】

本を買う前にはスクリーニングをするとなお良いです。
スクリーニングでは、買おうと思った本のレビューをネットで見たり、友人や目利きの人からおすすめを教えてもらったり本の感想を軽く聞いたりします。

多く読まれている本にはそれだけの理由があるものです。
多くの人からのレビューを参考にすることは、駄目本にあたるのを避けるふるいにかけることでもありますし、自分の好みによる偏りを避けることにもなります。

あとは、成功者などの目利きがおすすめする本を読むのも良いです。成功者が読んだ本ならば、あなたもそれを読めば成功する可能性があります。今ではYouTube等でインフルエンサーがおすすめの本を紹介したりしていますので、参考にすると良いでしょう。

スクリーニングのもう一つの手段として、サマリーサービスを利用するというのもあります。本の要約をしてくれていますので、その本がどんな本なのかをあらかじめ理解することができます。自分に合わないと思ったら、わざわざ役に立たない本を買う必要もなくなります。


本はネットで買うか、実店舗で買うか。

本を買う段になれば、2つの選択肢が生じます。
アマゾンなどのネットで買うのか、それとも実店舗で買うのか、です。

今ではほとんどの人がネットで購入しているものと思いますが、どちらにも長所があります。

【ネットは目的買いに◎】

ネットでは読みたい本の検索が非常に楽ですから、目的を持って本を選ぶときにおすすめです。

特にアマゾンでは、「よく一緒に購入されている商品」や「あなたへのおすすめ」などのサービスにより、類似本を紹介してくれます。

実店舗で買うときは店内をある程度歩き回らなくてはなりませんが、ネットでは時間と労力をあまりかけないで済みます。

【実店舗は新刊買いに◎】

実店舗では常に新しい本が入荷され、在庫が入れ替わっていますから、古すぎて役に立たないような本にはあまり出会いません。

それに、売れている本がひと目で分かります。店舗に行けば、目につくところにおすすめの本が平積みされているのを眼にするでしょう。

先に書いたような、直感買いやトレンド買いにも適していますね。


本を買うときにチェックすべき項目

本を買うときには、以下のことに注意するとハズレにあたりづらくなりますし、自分にとって本当に役立つ本であるかを見極めることができます。

・初版年月日
・作者について
・増版回数

【初版年月日】

これは増版回数によっては関係なくなりますが、時代の流れをくむという観点からすれば、比較的新しめのほうが、より時代にあった解決策を得ることができます。

【作者について】

先程書いた”教養型より経験型を選べ”という内容に関して、作者のプロフィールを見ることによって判断することができます。

作者の経歴とタイトルや自分が知りたいことがある程度リンクしているかを見ることで、より実践できる内容を得ることができます。

その分野において実績のない人が理論だけを展開していても、本当にそれを実践して成功するのか、うまくいくのかは疑わしいですよね。

【増版回数】

売れている本はたとえ古くても、改訂されたり、増版されたりしています。それだけ多くの人から読まれ、必要とされている本だということです。


以上、ビジネス本の選び方について、書いてきました。
少々長くなりましたが、読んでいただきありがとうございます。
ぜひ、本を選ぶ際にこの内容を意識していただければと思います。









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