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紙の辞書、電子辞書。

お元気様です。koishiといいます。

皆さん辞書は使いますか?

ここ十数年でインターネットが急速に普及し、ほとんど一人一台スマホを持っているような時代、ググれば何でも出てきますよね。

けれども私は、まだまだ辞書というものの利用価値や面白さは馬鹿にできないと思うのです。

ちなみに私は、スマホを未だ持っておらず(両親が買ってくれんのです、、、。)
わからないことがあったら基本的に電子辞書を使い、それでもわからないことがあればパソコンを使ってグーグル先生に聞きます。

(パソコンで調べるより電子辞書使うほうが速いし、情報が絞られていて逆に良いのです)

私は入学式の日に国語辞典と漢字辞典をもらいました。
その日から、何かわからないことがあると辞書を引いて調べてきました。

紙の辞書

漢字辞典では漢字の成り立ちや意外な意味を知ることができます。

例えば、”絆”というのは元々、「動物たちをつなげておく綱」のことを意味していました。転じて、今の「人と人の間の絶ち難い良いつながり」という意味になったのです。

国語辞典では調べたい事以外にも、そのページに記されている他の言葉に目を移して語彙を増やすことができます。

私の辞書では、
”タツノオトシゴ”の隣に”手綱を引き締める”という「気を引き締める」という意味を持った慣用句があります。

これで一つ語彙が増えましたね。


「タツノオトシゴってなんだろ?」

と思って辞書を引くのは小学生くらいでしょうが、紙の辞書を使って調べると、なんだか大人が使ってそうな慣用句をゲットすることができるのです。

見た目は子供、頭脳は大人な二人のようになれちゃうのですね。

知らない言葉に出会うとワクワクします。
その言葉の意味がわかったときは自分のものとし、わからなかったときは何日間も頭を捻って意味を理解しようと努めます。

私は”語彙”という言葉に出会った当初、意味は理解できても感覚を掴むことができず、数日に渡ってそればっかり考えていました(・_・;)


 そして私は、紙の辞典は単なる字引きとしての用途だけでなく、読み物としての用途もあると思っています。

なんだそりゃ。とお思いでしょうか。

適当にページを開き、そこに書かれた言葉の中から面白そうなものを探して読む。

全くであったことのない言葉に出会えてなかなか面白いんです。

そういえば昔、「ピラメキーノ」という番組で辞書を用いたにらめっこをしていましたね(^_^)

電子辞書

紙の辞書は共通の頭文字から始まる言葉を色々知ることができて面白いですが、電子辞書にも、紙の辞書には無い面白さがあります。

まずなんと言っても外せない利点は、その軽さ、コンパクトさですね。

初めて私が電子辞書を手にしたのは中学3年生のときですが、その薄さ、小ささには感動しました。

「こんなちっこいヤツにものすごい量の言葉が詰め込まれている」

そう思うだけでドキドキしました。
スマホを持っていない私にとっては、今でも電子辞書がスマホ代わりみたいなもんです。

電子辞書には大抵、国語辞典だけでも数種類の辞書の内容がはいっていますし、英和、和英、英英辞典の他、英検対策の単語帳、夏目漱石やコナン・ドイルなど日本と海外の文豪たちの作品、再生時間は短いですがクラシック音楽など、沢山のコンテンツが用意されています。

すごいですね^^;

 このように電子辞書には多くの機能が搭載されているわけですが、私が最も伝えたい電子辞書の面白さは別にあります。

それは、類似する言葉、慣用句を表示してくれることです。

例えば、”ともすると”と調べて検索結果の下位を見ると、

”ともすれば”
”得てして”
”ややもすれば”

など、類似する表現が載っています。
”ともすると”を調べることで4倍の語彙を手にすることができるわけですね。

日常で使うかは人や環境にもよりますが、私はこういったようにして短期間で多くの語彙をゲットすることができました。

日々自分の語彙が増えていくのは大変おもしろく、ヒマさえあれば、もしくは、とある言葉に疑問を感じれば、すぐに辞書を引いています(*^^*)


どうでしょうか。
ちょっと冗長な感じになってしまったような気がしますが、各種辞書の面白さについて私なりにつらつらと書いてきました。

お家に辞書がある方は、ぜひこの機会にちょっと引いてみてください(^ν^)




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