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謙遜でがっかりさせるな、と夢の中で怒られた

わたしがつくるものを褒めてくれる人がいる。言葉や写真を「いい」「好き」と言ってくれる人がいる。

もう何年もそういう経験をしてきたのに、いまだに素直に喜べないときがある。「わたしよりすごい人はたくさんいますから」「たいしたことはしていませんから」と思ってしまうのだ。(口にしてしまうこともある)

これは良くない。

そう反省するのだけれど、なかなか思考の癖が抜けない。

そして、夢をみた

仕事のミーティング中、依頼主から「いやー、あれ、すごくよかったです!」と言われたのに、とっさに「いえいえ、そんな……」と返事した。

すると、依頼主が突然「なんでそんなことを言うんですか!」と声を荒げた。そして「あなたに期待していること、信頼してお願いしていること、それがなぜわからないのか」とすごい剣幕で怒られたのだ。

夢でみた話なのだけど、やけにリアル。胸のあたりが「ぐわぁー」っと苦しくなって目が覚めた。

「ぐわぁー」の正体は、自分がとってしまった態度と、そう言われても相手の言葉を信じきれないようなねじ曲がった思考への恥ずかしさ。そしてほんのちょっと、"頼られる"ことのへの嬉しさもあったような。

目が覚めて、ぐるぐる考えている

あぁ、仕事というのは、タスクが完了して「OK!」ではないのだなあ。目覚めてしばらく経った今も、まだうまく言葉にできないけど、自分の仕事に最後まで責任を持たなければいけないなと思った。

謙遜というのは、ある意味"逃げ"にも感じられたからだ。"言い訳"みたいで好きじゃない。

だからわたしはこれまでも「反省」を繰り返してきた。なぜ、反省を繰り返していたのか。それがやっとわかった。

わたしを頼ってくれる人にとことん応える人間でいたいんだ、と夢から気づかされた。



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