買ってよかった、やってよかったものたち
ここ数年、自分は物欲がない人間だと思っていました。
ですが、「わたしってこんなに欲しがりだったの……」となるほど、この1年はちょっと違ったのです。笑
ものに限らず、お金を払って得た体験なども含めて、2021年に買ったもの、やってよかったことを振り返ります。
もの編
無印良品 持ち手付帆布長方形バスケット・深
洗濯物を干すためのハンガーを収納するバスケットとして購入しました。以前使っていたものは、もう少し浅くて持ち手がありませんでした。
ちょうどいいサイズのものが見つかったので、満足度が高いです。
わがやでは数種類ハンガーを使っているのですが、わたし自身ずぼらなので、ザクザクしまえてパッと取り出せるゆとりがあるのも嬉しいです。
洗濯物はベランダに出す前に、リビングで一度全てハンガーにかけておくようにしているので、このバスケットはリビングのベンチの下に置いています。
お客さんが来てもハンガーはすっぽり収まっているので、生活感が出にくいデザインなのもありがたいと思いました。
Canon EOS R / RF24-240mm F4-6.3 IS USM
新聞記者時代に買ったNikonの一眼レフを、かれこれ10年近く使っていたのですが、ついにカメラを新調しました。
今年1番高いお買い物でした。夫も仕事で写真を撮る機会があるため、共用にすることにして、お互いが撮影するものを考慮して決めました。
夫はもともとCanonのユーザーでしたが、わたしはNikonから変更したので、操作に慣れず……。いまだに撮影シーンによっては苦戦することもあります。
それでも、やはり10年の技術の進歩を感じるくらい写真がきれいに撮れるので、買ってよかったなあと思いました。当たり前ですね。本当、こういった機械を作っている人たちってすごいな!
以下、プライベートで撮った写真をいくつか。
ファッション編
ENFÖLD の SKIRT
わたしはあまり服にお金を使わないで生きてきたと思います。こだわりがない、センスもないという始末です。
さらに、ここ2年くらいは外を出歩く機会が減ってしまったので、自分の見た目をどうこうしようという思いが消えかかっていました。
それが、今まで着たことがないようなスカートに一目惚れしてしまったのです。
買ってみて、いろいろな気持ちや行動の変化に気づきました。
服を褒められるのが嬉しい
可愛い服をみてほしいので姿勢がよくなる
服にあうようにメイク頑張る
アクセサリーもつけたくなる
この服で歩きたい場所が思い浮かぶ、そして行く
こんなに変化があったのは自分でもおどろきでした。一目惚れする服、また出会いたいです。
錫のリング
わたしの指は、ややたくましいシルエットをしています。
人差し指、中指に面の広いリングをしたいなと憧れがありましたが、気になるデザインのものを見つけても、サイズが合わず諦めるというのを繰り返していました。
そんなある日、出会ったのが畠山聡さんという方がつくっている錫のリングでした。
この見た目でいて、実際はやわらかいのでサイズを調整しやすく、指が太くてむくみやすいわたしにもやさしいつけ心地でした。
なによりも指にはめたときにきれい。自分の手を見ていたくなるって、なかなかなかったので、つけるのが楽しみになりました。
したこと編
インナーカラーと前髪ぱっつん
秋ごろだったか、美容室でインナーカラーをしてもらいました。ちなみにピンク。
2020年の11月にヘアドネーションをしてから、ずっとショートヘアなのですが、髪が短いと前髪の形を変えるか、パーマをかけるか、色を変えるかくらいしか変化をつくれません。ちなみに1年の間に全部やりました。
ブリーチが必要なインナーカラーはちょっとハードルが高いかなと思って手を出さずにいたのです。
でもnoteで一緒に働いている方々の中には、髪の色を自由に楽しんでいる人もいて、すごく似合っているしいいなあと思って挑戦してみたのでした。
「30歳過ぎてブリーチか」と、なんとなく自分の中でダメなんじゃないかと思っていた節もありました。とはいえ、別に誰かに禁止されたわけでもないのに、やりたいことを制限するのもおかしな話だよな〜と考えを改めて美容室に駆け込みました。
結果、大満足です。
ファッションのことを考えるのも楽しみになったのは、実はこれがきっかけだったのではないかと思っています。いい連鎖が生まれました。
momoさんの水彩画講座
素敵な水彩画を描かれるmomoさんを以前からTwitterでフォローしていました。
わたしは美術大学を卒業していますが、建築系の学科だったのもあり、そこまで絵に力を入れていたわけではありませんでした。むしろ絵は苦手だと思っていました。
ですが、momoさんが「CLASS101」というサイトで水彩画講座を開講されていると知り、挑戦してみたくなったのです。
これが驚くほど楽しかったのです。
思い返してみれば、大人になってから趣味という趣味がありませんでした。ただ、単純に自分が楽しむだけの趣味をみつけたかったのですが、それがみつかったと思います。
自分が描きたいものを描けるようになった時に、改めて「これがわたしの趣味です」と言えるようになると思うので、まだ少し先の話ですが。
まだレッスンの途中なので、すべて受け終えたら改めて記事にしたいと思います。
買い物の価値観が変わったきっかけ
今年、中川政七商店のバイヤー向け展示会・大日本市のカタリベになったことで、間違いなくよい影響をもらいました。
カタリベの役目は、実際にアイテムを使わせてもらって、その感想を記事にするというものでした。
「いいものをちゃんと選んで買う」
そうして得られる充実感に気づいてしまったのです。
以前から、その考えが全くなかったわけではありません。でも、自分が好きなうつわやカトラリー以外で、同じように「ちゃんと選ぶ」というのができていませんでした。
記事にする前には、つくり手の方ともお話をさせていただき、ものづくりへのこだわりや使う人への思い、産地の誇りなどいろいろなことを知って、「ちゃんと選んで買おう」と思えるようになったのです。
いいもの・いいことは暮らしをよくしてくれるみたいです
探せばもっといくらでも出てくると思いますが、ひとまずこのへんで。
ものすごく暮らしが変わった、というわけではありませんが、どれも少しずついい習慣をくれたり、気持ちを前向きにさせてくれたりしました。
自分にとって心地いい状態をつくっていけるように「いいものを選んで買う」というのを来年も続けたいなと思いました。
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