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「君たちはどう生きるか」をみた

16日のNHK「プロフェッショナル」で宮﨑駿が取り上げられるとSNSで知り、慌てて録画した。

そして、まだ映画をみていなかったので慌てて映画館に駆け込んだ。都内の映画館で検索したら、どこももう1日に1回しか上映していないようで、お昼過ぎから見られる上野を選んだ。

なるべく自分の感想を大事にしたくて、この作品においては事前に調べないようにしていた。

そうしておいて良かった。

あ、神田伯山のラジオではちょっと聴いちゃってたけど。あれはストーリーのネタバレじゃないからいいか。ノーカウント。

すべてを理解できたわけじゃないし、エンドロールに入った時に一瞬、取り残されたような「あれ、私何もわかってないかも」という感覚になった。

でも「地球儀」の歌詞を追いかけながら物語を振り返った時に「こういうメッセージがあったのか」と急にきた。

正解かどうかは知らないけど、私はそう受け取ることにした。

この映画を見る前に同タイトルの漫画も読んだ。

それも踏まえて、いろんな思いがぐるぐるする。

誰かに話したくなる。けど、自分が受け取ったものを純度高くそのままにしておきたい気もする。誰かに話すときっと何かが返ってきて、いろんなものが混じり始める。

家に帰ったら、そのまま録画したドキュメンタリーをみよう。

追記
プロフェッショナルをみおわった。映画を先にみておいてよかった。
あの作品で表現したかったことはいろいろあって、ドキュメンタリーで扱われていたのはその中の一つなんだろうけど。

私が受け取った物語とドキュメンタリーの中の物語があまりにもかけ離れていて、つくづく作り手の想いというか、感情は受け手に伝わらないというか、あまり関係ないというか。作り手のエゴみたいなものがあったとしても、受け手こそ自分の都合の良いように解釈するもんだなと。

でも、ドキュメンタリーをとおして別の物語もあったのだとわかったから。またこの作品を見るときの楽しみができた。

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