オンライン採用のメリットとデメリット

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こんにちは。そろそろ今週末ぐらいから関東は梅雨に入りそうですね~。ムシムシしてきて嫌な季節になってきましたが、ま、がんばりましょ 笑

3回目の記事になります。どれぐらいのタイミングで記事が書けるかわかりませんが、定期的に配信していこうと思っています。内容としては今までの経験をシェアしたり、現在の採用業務に関する課題について書いたり、様々なことを書いていこうと思っています。

今回は4月末に出た日経コンピュータの記事について少し書こうかと思います。【会えない時代の採用術】ということですが、実際Covid19がこれだけ拡大してしまっている状況下、もう採用担当として直接候補者とFace to Faceでお会いしてお話をすることは難しくなっています。

その中で各社様々な課題があるようですが、ただ外資系IT企業では既にこういうことに対して対応可能な環境を作ってやってきたので、私が現在働いている外資系コンサルティングファームでも同様に結構スムーズな形で採用業務は進んでいると思っています。

メリットとして以下3点が挙げられるかなと思います。

1.技術が進んでいて、どこからでもオンラインで面接ができる環境があること。

2.国内に限らず世界中どこに住んでいる人と面接ができること。

3.採用担当以外の面接官も普通にオンライン面接を実施でき、スピーディーに面接プロセスを進めることができること。

約8年近く前に勤務していたアメリカ系IT企業では、その当時から世界各地にいる優秀なSoftware EngineerやSoftware Test Engineerの採用を行っており、世界中にいる候補者との面接はオンラインで既にやっていました。例えば午前中はアメリカの東海岸の人、午後はアジアやオーストラリアの人、夕方以降にヨーロッパの人といった感じで。。。

その際きちんとオンラインでの面接ができる環境を持っていたということもあり、全く問題も起きずスムーズに面接はできていました。人事面接以外の部門側との面接も、途中画面シェアをして課題を出してみたり、また複数の面接官に同時に面接対応してもらったりということも全く問題なくOKで、しかもスケジューリングもオンラインでの面接ということで、面接官のいる場所もいちいちオフィスに来てもらう必要もなくスムーズにアレンジができるようになりました。その後プロセスでも、例えばOfferについてもOffer LetterはPDFできちんとパスワードをかけて送り、本人にサイン後メールで返信してもらったりしつつ、細かい部分は電話でフォローをする等して対応できます。Onboardingについて様々なサポートが必要ではありましたが、今では様々な企業でOnboardingもオンラインで実施できるようになっていますよね。

デメリットとしては以下3点になるかなと思います。

1.候補者側の環境がバラバラ。

2.直接お会いしないので、細かい表情が画面を通じて見ていても仕草がわからなかったりして判断材料が少し制限されてしまうこと

3.候補者が実際勤務する可能性があるオフィスを直接見ることができないので、いかにオフィス環境を使って魅力付けすることができるのかという点が難しくなること

採用担当としての業務としては結構スムーズに流していける環境が以前よりあったのですが、問題は候補者側の環境にあるケースは結構多いのかなと思います。例えばネット環境があまりよくなく、オンライン面接中にブツっと切れてしまったり、音声が割れてしまってよく聞こえないことや、スマートフォンで対応しようとして外部の音が丸聞こえで声が聞き取りにくかったり等。。。このあたりは面接を受ける際にはきちんと事前に準備しておいてもらいたいなと思っています。

あと面接時にオンラインだと表情はわかるのですが、細かい仕草、例えば姿勢がどうかとか、手の動きはどうだとか等からどれぐらい緊張しているのか、また挙動不審な点があるのかどうな等少し判断が難しくなるケースはどうしてもありますね。

他には最近企業イメージをいかに候補者へ魅力付けができるかどうかという点がポイントになっている部分が強いと思っていますが、オフィス環境がどんな感じなのか、フリーのドリンクやランチがあったり等福利厚生面ではどうなのか、中で働いている人の満足度はどうなのか等という点を、きちんと理解してもらうには実際にオフィスに来てもらって、中を見てもらい、自分が就業する環境はこういうところだよって理解してもらうことが一番手っ取り早いんでしょうけど、今こういうことは残念ながらできないですよね。。。

なのでメリット、デメリット両方あるのは間違いないのですが、でもこれからはニューノーマルと言われる時代が始まりつつある中、またグローバリゼーション化が進んできていて、人材の採用はどこからでもできる状況なので、オンラインでの面接はより進んでいくことになると思います。そのためオンライン面接をする上での様々な新しい技術も出てくることでしょう。そのような技術をしっかりと取り組んで、企業にとっていい人材をしっかりと見つけて採用できるように取り組みたいと思います。

では今回はこのへんで!



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