ジェルねんどに夢中
先週末は子どもと100円ショップに行って「ふしぎなジェル」というものを買ってきた。ジェル粘土と呼ばれていたりするらしい。
きっかけは、子どもがよく見ているこちらの動画。
食い入るように見るその真剣さは、親でなくとも「こういうのが好きなんだな」とわかるんじゃないかと思う。
その動画と同じものがダイソーに売っていたのだ。
対象年齢的には、まだかなり早いと分かりつつ、目を離さないようにすればいいかと甘い考えでブルー、ピンク、イエローの3色を買ってきた。
帰ってくるなり、それはもう夢中で遊んだ。
「ワァー!スゴイ コレー!」
「チョット ツメタイヨ」
「ウンとヤワラカイ」
「チョット だけ カタイ」
「スゴーイ キレイ コレー」
「オイシソウー」
(食べちゃダメ!)
たくさんお話ししてくれて可愛い。
アンパンマンの型は無いので、製菓用のシリコン型につめてみたりする。
粘土は弾力がありプルプルしている。
ヒンヤリとしていて、そんなにベタベタしない。
不思議な質感で、ちぎる時はプリッとちぎれ、ぎゅうぎゅう押し付ければまた一体になる。
型にはめたり、テーブルに放置すると自重で平らになる。
固めのスライムのようだ。
実はこういう素材に目がないのは私自身だったりする。
ゲルとかシリコンとかウレタン樹脂といわれるもの。
保冷剤の中身だったり、耐震用の透明なシールだったり、消臭ビーズのようなものとか、あるいはクラゲだったり。
この粘土の成分は、残念ながらざっくりと検索しただけでは分からず、(私の検索能力の低さのせいだけど)どなたかに専門的な知識で補足して欲しいと思っている。
それにしても、
こういったプニプニ、ムニムニとした触感や、
ゼリーのように透明でキラキラしてプルプルしてるもの。
どうしてこんなに魅了するのだろう。
人肌への渇望だろうか。
人はスベスベとかツルツルとか、
プニプニとかフワフワといった触覚がとりわけ好きらしい。
つまりそれは赤ちゃんの肌だ。
そう思い至って息子のほっぺをつついた。
目の前に触りたい放題の極上のほっぺが用意されていたじゃない。