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お城へTo Go(川越城)

 箕輪城に続いて、少し下がって川越です。川越城(19・埼玉)は平成21年5月5日に押印しています。訪問当時は本丸御殿が改修中で、中に入れなかった記憶があります。現存する本丸御殿は高知城とこの川越城だけということなので、遺構としても大変貴重なものです。また近くにある喜多院は、あの天海僧正が再興した寺院としても有名です。

 川越城をめぐっては扇谷上杉と後北条の事実上の決戦となった、日本三大奇襲に数えられる「河越夜戦」の舞台としても重要です。
 この戦いは前回の箕輪城主長野業政の子、吉業が戦死した合戦でこれを機に、主君上杉氏との関係が悪化したとされています。いずれにせよ戦国の関東に大きな影響を与えた戦いといえます。

 川越は、その他にも「時の鐘」や「蔵作りの街並み」、「芋」が有名で、川越城を訪れた際は、うな重を食べたらご飯に芋が混ざっていたのが印象的でした。
 ほかにも、わらべ歌の「とおりゃんせ」の舞台である「三芳野天神」が城内にあり、ちゃんと「細道」も現存しています。

 全体としては、来訪時は独特の雰囲気に包まれ、富士見櫓跡に行った時、写真(当時デジカメ)を撮ろうとしてもなかなかシャッターがおりず、やっと取れたかと思うとぶれてちゃんと撮れないということが数回あり、それ以上は気持ち悪いので撮影しなかったことを覚えています。

 川越は、ホリスティック医療で有名な帯津良一先生の出身地でもあるのですが、城からの帰り道の駅に向かう途中、ある商店の前で帯津先生そっくりの方がいらっしゃいました。
 でも少しだけ雰囲気が違う、ということで、後日、念のために帯津先生に確認したところ、「兄貴だ」とおっしゃってました(笑)

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小江戸と城下町の歴史さんぽ旅 (ぴあ MOOK)
ぴあ 2019-12-17

配信元:裏辺研究所

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