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お城へ To Go (高松城)

 堀に鯛が泳ぐ海城、高松城(77・香川)です。押印は平成22年12月12日、徳島城のあとに訪問しました。現在は、城郭の主要部は「玉藻公園」として整備され、なんと堀で鯛のエサやりが出来ます。その名も「鯛願城就」!
 100円で購入したエサを、願いを込めて投げ込む、というわけです。鯛が、鯉みたいに足元に集まるのですごく楽しいです!

 高松城は、生駒親正により3年の歳月をかけて築城されました。瀬戸内海の海水を堀に引き入れた水堀を巡らせた縄張りです。
 当初は望楼型の天守だったものを、後に松平によって老朽化にともない層塔型の天守となりました。この時、小倉城を参考として、最上階を張り出す「南蛮造」の天守だったといいます。
 建築当時は、層塔型の完成期にあり、南蛮造を取り入れた造形的に成功した天守だったようです。現在は何もないので、想像するだけですが。ただし天守台が残っているので、分かり易いです。

 また月見櫓は、現存の建造物で当初は瀬戸内海に面した三重櫓で舟の到着を監視する役目がありました。現在は埋め立てにより、道路沿いなのですが、ここまで海面が来ていたのかと、想像することはできます。

 築城した生駒氏は、秀吉により讃岐一国を与えられ、当初は引田城に入るですが、あまりに東に偏っているため聖通寺城へと居城を移します。
 しかしここも山城のため不便であるということで、野原という港町に築城し、地名を「高松」にあらためたのがこの城の由来となります。
 生駒氏はその後、「生駒騒動」により国替えさせられ、徳川光圀の兄の松平頼重が入城し、増改築を行い、この形で明治を迎え現在に至ります。

 街中の水堀の豊富な静かな公園、という感じで、鯛願城就もたのしく、三回ほどやってしまいました!

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ハコモ

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配信元:裏辺研究所


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