「ない」から「ある」に目を向けると気持ちも行動も変化する
あなたは普段どんなことを考えていますか?
今日あった出来事
週末の予定
仕事終わりに見るテレビの内容
夕飯の献立
いろんなことを考えながら過ごしていると思います。
私はというと
「今日も仕事で失敗してしまった」
「子供を怒りすぎてしまった」
「一日やりたいことが何も出来なかった」
と、常に出来ないことに目を向けて、毎日反省を繰り返していました。
次はちゃんと出来るようにしよう、こう対策したらきっと出来るだろうと考えて対応するのですが、次の日もまた失敗してしまう・・・という状態だったんです。
こんな日々を過ごしていると常にマイナスな発言ばかりしてしまい、口癖は
「どうせ私なんか・・・」
になっていました。
そんな状態で生活すると気分が落ち込み、何もしたくないと思い休日はどこにも出かけたくない、家で1人でゆっくりしたいと思うようになります。
夫にお願いして子供達を見てもらい、1人時間を過ごす。何も考えずに頭を空っぽにして過ごしました。
そんな事を少し続けた時、ふと思ったんです。
「私は出来ないことばかりに目を向けている」
「私ってそんなに出来てないのかな?」
そう思うようになり、今日1日やった事を思い出すようにしました。
朝一番に起きて子供達と夫を起こす
子供の着替えをして体温を測る
保育園の準備をしながら朝ごはんを準備する
洗濯機を回す
自分の身支度をして子供を保育園に送る
洗濯物を干してから家で仕事をする
子供を迎えに行き、夕飯を作る
子供と一緒にご飯を食べてその後食器を洗う
お風呂の準備をしながら洗濯物を畳む
子供とお風呂に入る
子供の歯磨き、絵本読み、寝かしつけをしながら一緒に寝る
一つ一つ思い出すと、意外と色々なことをしていて、「私、出来てるじゃん」と思ったんですね。そう思ったら気持ちが少し軽くなったんです。
そこから毎日、今日一日やったことを寝かしつけの時に思い出すようにしました。
1日やった事を全て思い出して「今日も1日頑張った、お疲れ私」と思うようにしたら、反省する時間はどんどん少なくなっていったんです。
もちろん反省することもあります。
でも、以前のように「私なんて・・・」と思うことはなく、出来ないことがあったかもしれないけれど、出来たこともたくさんあったし、明日も頑張ろうと気持ちを切り替えられるようになりました。
そんな生活を続けていると、「何かしたい、行動したい」と思うようになったんです。
今まで避けていた事をやってみようと思った私は
「人の目を見て挨拶する」
という事をするようにしました。
顔を見て挨拶するなんて当たり前でしょと思う人もいるかもしれません。
でも、以前の私は出来ていませんでした。だから実践してみたんです。
まずは同僚・上司へ挨拶。
その次は同じフロアで働く人へ挨拶。
それが出来たら次はトイレ掃除やゴミ収集をしている方へ挨拶。
・・・と順番に実践してみたんですね。
最初は挨拶しても反応が返って来ない事がありましたが、毎回挨拶するうちに挨拶を返してくれるようになり、それを見て私も嬉しくなってきました。
そしてまた何かしたいと思うようになりました。
その次に実践したのは「人と積極的に話すこと」です。
今まで人と話すことを苦手だと思っていたので、仕事中は基本メールで対応していました。話すよりメールの方がいいと思い込んでいたんです。
しかし、挨拶をするようになってから少しづつ人と話をしてみたいと思った私は、メールで済ませていた内容を直接話すようにしました。
初めはものすごく緊張しましたね。話慣れてないので、上手く話ができないことも多々ありました。
でも、何度も繰り返して話すようにしたら緊張せずに話せるようになってきたんです。そして、積極的に話すようになってから、今までより仕事がしやすくなりました。
「ある」ことに目を向けるようになってから、私は自分から挨拶をし、その後積極的に人と話をするようになり、結果仕事がしやすくなりました。
「出来ない」ことばかりに目を向けていた頃の自分とは大きく変わることが出来ましたね。
もし、自分の「出来ない」ことばかりに目を向けてしまう人がいたら、まずは自分が朝起きてから寝るまでにしていることを思い出してみて下さい。
そうすると自分て思ったより色々な事をしているんだなと、自分も出来ている事があると気づくことが出来ます。
それを続けていると行動も少しずつ変わってきますので、良かったらやってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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