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国のちょっと変わった委託案件

こんにちは。

株式会社日本スマートマーケティングの民間受託サポート事務局です。

今回は、官公庁(国・地方自治体)マーケティングについてお話します。

私自身、今まで約15年間、政界に従事して官公庁と関わる仕事をしてきました。

その中で、中小企業や個人事業主の皆さんにとって知っているであろう情報が 意外と伝わっていないことを知りました。

そこで、今まで培ってきた意外と多くの企業が知らない役立つ情報を 少しずつ今後も配信していきたいと思っております。

さて、官公庁マーケティングは、造語ですが、市場規模は、約25兆円(国家予算の4分の1)。

実は、補助金や助成金を受給する以外でも企業から行政へ提案できる方法、国や自治体から仕事 を受注できる方法、さらに官公庁が推奨する認定制度などがあります。

これらを活用する方法など官公庁の情報や制度を 理解して上手く利用することで、新たな販路先や一気に信頼できる企業へと成長することが 可能にできます。

しかし、なかなか活用出来てない企業が多いのが現状。。

官公庁マーケティングの魅力は、信頼性と安定性は勿論、第三者からのクライアントや金融機関からの信用度もアップできます。

では、どんな自社ブラディングの方法があるのか、官公庁マーケティングの魅力を具体的な事例を何回かに分けてお話させていただきます

今回は、中小企業者に依頼した、国のちょっと変わった委託案件を5つご紹介します。

➀宮内庁御用達
宮内庁御用達(くないちょうごようたし)とは、宮内庁に納入または献上される品物等を指し、戦前に使用されていた言葉です。

現在でも、老舗企業などで使われていることがあるようです。

最近の入札案件を調べてみますと、宮内庁行事への参列者等へ配られる「折弁当」や「御紋型和三盆糖菓子」の製造を依頼する案件が定期的に出されています。

②債権取り立て回収
債権取り立て回収も、正式に国から委託されるお仕事です。

業務内容は奨学金の返済督促・回収業務であり、業務発注元は独立行政法人 日本学生支援機構です。

督促は、基本、書面と電話で行われ、場合によっては、訪問によることもあるそうです。

士業の実務家でも知らない情報がたくさんあります。

③引っ越し
文字通り、普通の引っ越し業務です。これも入札案件として数多く出されています。

具体的には、事務所移転に伴うオフィスの引っ越し、寮移転や人事異動に伴う居住者の引っ越しなど、ニーズは様々です。

④各種売却、売り払い
有名なのは、裁判所が実施する不動産競売でしょうか。債務者の所有する不動産を入札形式で売却するものですね。

このほかにも、国庫に帰属されていた貴金属類、国の機関による使用済み車両等が売却されるケースもあります。

例えば、公用車(乗用車、バン)、バス、消防車、救急車、クレーン車、トラック、さらには船舶、飛行機までもが売却の対象になることがあります。

⑤健康診断、メンタルヘルスケア
国の機関や自治体等の職員を対象とした健康診断の案件も定期的に出されています。

また、同じく職員を対象として、メンタルヘルス相談やカウンセリング、ストレスチェックの業務依頼も多く出されています。

ほかにも、職員を集めて、研修やセミナー形式でハラスメント対策などの講義を委託する案件もあります。ストレスの多い仕事に従事していることは、民間企業の社員でも、公務員でも同じなのでしょうね。

官公庁マーケティングの強みは、取引先や金融機関からの信頼性を一気に高めることができることです。

そして何より効率的にな自社ブラディングが構築できます。

みなさんの事業でも受注できそうな案件もあるかもしれませんので、ぜひ官公庁の仕事に興味がある方はお問合せください。

株式会社日本スマートマーケティング
民間受託サポート事務局
会社HP https://jsm.bz/

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