官公庁 ユニーク入札案件 第三弾

こんにちは。

株式会社日本スマートマーケティングの民間受託サポート事務局です。

さて、前回のユニーク案件第2弾に続き、第3弾についてお話します。

多くの人達は、入札案件といえば、公共工事や定期刊行物の製作等、お堅い仕事ばかりというイメージを持たれているかもしれません。

しかし、よく調べていくと、意外な仕事やモノが入札案件として公募されていたりするものなのです。

そこで今回は、実際に公募された(今も定期的に公募されている)ユニークな入札案件をご紹介します。入札案件について知識を広げていきましょう。

➀毛筆筆耕
公的機関が出す賞状等に毛筆で名前などを書き込む業務です。

たとえば、国公立学校の卒業証書にはじまり、各種競技大会入賞者への表彰状、様々な功労者への感謝状、資格証書などです。

需要は絶えずあり、地味ですが令和の時代になっても生き続けている仕事(案件)だと言えます。

②食堂、喫茶等運営
公的機関の施設内で、食堂やレストラン、喫茶室等を運営する業務です。

この他、売店運営を委託する案件もあります。

契約期間は1年間が多いですが、2~4年程度の長期間に及ぶケースもあります。

近年、喫茶室の案件は減ってきているようですが、食堂や売店の運営委託案件はまだ多くあり、コロナ下でも需要は健在のようです。


③飲料水等
水も入札にかけられます。といっても災害時用の飲料水です。

「保存水」や「備蓄用飲料水」などという名称で、ほとんど全ての自治体が定期的に公募しています。

また、水の他にも、災害時に備え保存食、日用品、衛生・医療品、防寒具なども同時に調達されています。

④ロボット
近年、急増している案件がロボットに関するものです。

ロボットの種類は、草刈用から手術支援用まで様々です。

具体的には、田植え・除草、家畜への哺乳、人の歩行・離床・介護補助、海底ケーブルの設置、溶接、橋梁点検など、幅広い分野でロボットが開発され、公的機関がそれを調達して活用しています。

いかがでしたでしょうか?

官公庁は、ボールペン1本、パソコン1台から全ての物品・役務を民間企業から調達しています。

さらに、入札を介さず落札する契約方法もあったりと非常に奥が深いのも官公庁マーケティングの特徴と言えます。

その契約方法については、また詳しくお話したいと思います。

株式会社日本スマートマーケティング
民間受託サポート事務局
会社HP https://jsm.bz/

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