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第66椀 米ナスのなんとなく洋風なお味噌汁

初出:2019年9月5日

<お味噌汁> ひと椀がつむぐ大切なもの それは日本のたから

「お味噌汁復活委員会」は、味噌汁の大切さをあらためて発信していこうと、2014年夏にFacebookページにてスタートしました。世話人、お味噌汁復活ライター、一般読者が思い思いの味噌汁を投稿しています。

味噌汁の出汁・味噌・具材を、それぞれに深く楽しく考え広め、毎日の食卓に味噌汁をいただく習慣を復活させるべく、活動の場を広げています。

私コイタは第1期からお味噌汁復活ライターをさせていただいております。ここでは私の書いた記事をまとめて紹介しています。

テーマ:パンでもお味噌汁

「米ナスのなんとなく洋風なお味噌汁」

我が家では、お正月の行事食以外の一年約360日は毎朝お味噌汁をいただいています。もちろんパンの日でもお味噌汁なのです。

パンだからと言って、いつもは特別変わることもないお味噌汁をいただいているのですが、今回は少しだけ洋風を意識して作ってみました。

そんなワケで今回は、アメリカのブラックビューティーという大きなナスを日本で改良した言われる米ナスを使います。米ナスでもいろんな品種がありますが、品種名で売られることはまずなくて、ヘタが緑で丸くて大きいナスの総称を米ナスと呼んでいるそうです。

米ナスと言えば居酒屋さんでいただく田楽のイメージが強いかと思いますが、実は煮込み料理でも美味しいんですね。皮は硬いので剥いて食べやすい大きさに切って煮込むと、長ナスとはまた違ったトロンとした食感がクセになります。

今回はウインナーとタマネギも一緒に入れてみました。こうすると旨味も増しますし、なんとなく洋風スープみたいになるので不思議です。

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「米ナスのなんとなく洋風なお味噌汁」
出汁:刻み昆布
具材:米ナス、タマネギ、ウインナーソーセージ
味噌:手前味噌


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