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コンビニエンスストアのワインと料理のペアリング術 ⑰ 〜アルパカ編〜

ワインを選んだ経緯


コンビニワインペアリングシリーズ第17弾。

Twitterで展開している本シリーズ。前回から少し時間が経ちましたが、2021年最後にふさわしいコンビニワインをもって、今年の本シリーズの締めくくりとさせていただきたいと思います。

今回ご紹介するワインは、これまでのワインの中でも「最も気軽に楽しめるワイン」と言っても過言ではないでしょう(以前も同じことを言っていましたが、その時をさらに上回る勢い有り)。

「日本で一番売れているスティルワイン」として名高いあのワインがついに登場です。

近くのファミリーマートに立ち寄る度に目にするこのワイン。コンビニペアリングシリーズをスタートした当初からずっと気になってはいたものの、ある種多くの料理を受け入れるその包容力とあまりの有名ぶり。ペアリングの特徴を理論的に説得力をもってお伝えることが、このワインではなかなか難しいのではないかと懸念し、勝負を見送り続けてきました。

そしてそうしているうちに月日は流れ、年の瀬も迫った吉日。ついにその均衡を破る時がきたのです。


アルパカ ピノ・ノワールと料理のペアリング

ずいぶんと大袈裟な書き出しとなりましたが、それでもまだ迷いはあり、恐る恐るこうツイートしました。

コンビニエンスストアのワインと料理のペアリング。次は「アルパカ」にチャレンジしてみようかな。

すると多くのフォロワー様からの応援のメッセージをいただくことができ、背中を押していただいて最後の決心がついたのです。

ファミリーマートのワインコーナーの前に立ち、「アルパカ」の存在を確認。かつてペアリングを試みようと考えたことのあるアルパカの「スパークリングワイン」を一旦は握りしめるものの、フードコーナーの中から「これだ!」と言い切れる料理がなかなか見つからない。

ワインコーナーの前にしばらく立ち尽くす田邉。もしかしたら万引き犯に間違われてしまうのではないかという焦りも次第に出始める。。。

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