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2021年12月度の3,500円以下のベストワイン6選

はじめに

新年あけましておめでとうございます。

2021年1月よりTwitter上でスタートしたソムリエ・ワインディレクター田邉が選ぶベストワインランキングもついに今回で12回目。ちょうど1年となりました。

当月の1ヶ月間でテイスティングしたワインの中から、個人的見解でベストワインを発表していくというこのコーナー。今回は3,500円以下をルールとして、過去最多となる6アイテムをご紹介致します。

実際にレストランの現場で料理と合わせてセレクションしているアイテムも多くありますが、なるべく手に入れやすいということも考慮し選ばせていただいていますので、ぜひ今後のワイン選びの参考にしてみてください。

では早速ですが、順番に発表してまいります。


【第6位】 

【12月度の田邉が選ぶ3,500円以下のベストワイン第6位】フランス 南西地方の赤ワイン「ドメーヌ・アラン・ブリュモン ガスコーニュ ルージュ」ボルドートップシャトーに比肩するワインを生み出す南西フランス最高峰の生産者による世界観を体感。ミートパスタやハンバーグにもよく合う。税込約1,200円。

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第4位まではTwitterでも公開させていただきましたが、まずは南西フランスのこちらの赤ワインがランクイン。

一般的に渋みが強いと敬遠されがちな土着のブドウ品種「タナ」のイメージを完全に一新してくれるのがこのアラン・ブリュモン氏が造るワイン。身近で手に入れやすく、とてもリーズナブルなのも魅力。

Twitterでミートパスタやハンバーグと書いている途中、無性に実際に合わせて食べたくなりました。ペアリングについて語る時はいつもお腹が空いてきます。


【第5位】

【12月度の田邉が選ぶ3,500円以下のベストワイン第5位】ギリシャの赤ワイン「アヴァンティス シラー」ギリシャでは珍しいシラー100%で造られる。凝縮した果実味、スパイシーさとエレガントさを兼ね備える。仔羊のグリル ローズマリー風味との相性は抜群、ぜひお試しいただきたい。税込3,190円。

ギリシャの土着ブドウ品種も魅力的ですが、国際品種として現在世界的に人気の高まっているこのシラーも、今はギリシャで栽培され、徐々に知られるようになってきています。

シラーといえば、フランスのローヌ地方のものを飲んだ経験がある方も多いと思いますが、また一味違う表情を見せてくれるこのギリシャのシラーもぜひ体験してほしいと思い、今回第5位にランキングさせていただきました。

ローズマリーやタイム、オレガノ、オリーブオイルとの相性がとても良いので、ぜひ肉料理にこれらをトッピングして合わせていただきたい。


【第4位】

【12月度の田邉が選ぶ3,500円以下のベストワイン第4位】南アフリカの白ワイン「マリヌー クルーフストリート シュナンブラン」南アフリカを代表するブドウ品種シュナン ブラン。エレガントでミネラリー、ジューシーな味わい。貝類のミネラルのニュアンスと相性がいい。ホタテのお寿司と。約2,500円。


いろいろな意味で話題となっている南アフリカですが、ワインのクオリティの高さにも年々注目が集まってきています。

シュナン・ブランは個人的にも好きな品種の一つですが、こちらはロワール地方のスタイルも想起させつつ、南アフリカのテロワールでしかできない個性を持つ、奥ゆかしい魅力を持つワイン。

「ヘルマナス714」のペアリングコースの一つとしても登場予定です。


【第3位】

ここからはTwitterでは未公開のランキングとなります。

140文字のオリジナルツイートを作成し、それをもとにご紹介、解説してまいります。ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。

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