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【 バンドのピッチと打ち込みもののピッチの直し方の違い】 (ピッチ補正の役割について)

みなさんこんにちは、今回はDAWで歌もの楽曲を製作している方なら必ずと言っても過言ではないヴォーカル補正
これについて話していきたいと思います。

私も長年エンジニアをしていまして現場では勿論、色々なソフトを使いヴォーカル補正をしています。
ヴォーカリストも何百人と見てきて様々なことを経験し学んできました。

そこでエンジニア視点から
ヴォーカル補正でバンドのピッチと打ち込みもののピッチの直し方の違い
というテーマで話していきましょう。

現在のピッチ修正

現在のピッチ修正ですが、CDのクレジットなどにも[Vocal Editor]となるピッチだけを直すエンジニアもいたりするぐらいピッチ補正はプロも現場には欠かせない存在です。
ある意味ピッチ補正のプラグインを熟知して操作できればプロフェショナルな作品ができるということ。

ではそこに近づくにはどのようにやっていけば良いのかが問題!
ますひとつ言いたいのは、

全て歌のピッチはソフトでなおせると思わないで欲しい。

プラグインもある意味人間だと思ってください。
半音違うものと1オクターブ違うものどっちが綺麗に直せませか??
ということです。
今のものでも1オクターブ直すことはできますが、たとえば階段を昇る考えでいくと1段上がるのは簡単ですが、1回で10段上がってください。と言ったらかなり無理なことを言ってると感じますよね。
ある程度どのプラグインでも修正できますが、メーカーによって同じ半音でも音質の違いは出ると思います。
自分が直す人としてどれが良いか判断するのも大事だと思います。

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