見出し画像

知っておきたい音のこと-投稿2

現在、マスタリング業務とミックス(トラックダウン)アドバイスを中心に依頼を受ける仕事をしています。

何故この2つにしぼったかといいますと、

現在、歌のピッチや、ミックスなどの業務をやっている方々が沢山いらっしゃいます。自分も勿論ピッチ修正やミックスも仕事しています。

でも1つ疑問がありまして

「歌のピッチはエンジニアがやるものではない!!」 と思っています。

何故かというと本来アーティストが持っているニュアンスとエンジニアが持っているニュアンスは違うと思っているからです。

現場では、ヴォーカルディレクションはディレクターやアレンジャーの方がやりピッチ修正をする方もいっぱいいます。

私は、それが正解だと思っています。

レコーディングエンジニアは、音を操る職人だからです。

ミックスダウンは、最近エンジニアでなく、アーティストもやっている人が増えてきています。

ですが、アーティスト自身が作り上げるとやっぱり個性が偏ってしまうミックスが出来上がってしまう人も少なくありません。

そこをエンジニア目線で、アーティストが思っている世界観を音で操りスピーカーから答えをだす!

これがレコーディングエンジニアが持っているものだと思います。

その世界観をどのようにコミュニケーションで伝えてもらうかが大事だと思います。

それをアドバイス出来ればと思っています。

.

話はマスタリングに戻りまして…

人工知能マスタリングのプラグインも各メーカーリリースしています。

自分も使っています。

でも本来のマスタリングエンジニアは、使わず自分の耳を信じ作業をしていると思います。

このサイトでは、後者の作業で重きをし作業を行なっていきます。勿論レベルは、通常の音圧レベルで完成させます。

国内外、マスタリングエンジニアは立派な職人です。

ミックスは自分でやるのはいいが、マスタリングは自分でなく「別の人にお願いするといい」と皆さん言います。

マスタリングは、料理でいえば最後の盛り付けです。

素材は、いいが盛り付けでイメージ台無になってしまうのももったいないですよね!

音作りに興味がある方 →  GO


最後まで読んでいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?