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【essay 15】星の言葉

ハッタリストです。今日は星空について話します。

先日、夜遅くに散歩をしていました。通常は真夜中に外をうろつくことはあまりないのですが、その日は何となく眠れずに歩き出しました。月明かりが柔らかく街を照らしており、人々の息づかいが消えてしまった深夜の静けさが心地よかったです。

僕は街灯の影から逃れ、人工の光が届かない砂浜の近くの空き地に立ちました。そして、頭を上げて空を見上げると、無数の星々が輝いていました。夜の闇に散りばめられたその輝きに、しばらく見惚れていました。

地球から何千何万光年も離れた場所で生まれ、消えていく星々。その輝きは、時には数十億年前の過去から伝えくるメッセージです。星空を見上げるとき、僕たちは宇宙と時間を超えた旅をしているといえるかもしれません。

僕は、その夜の星空を見ながら、人生とは何かという大きな問いに思いを巡らせました。私たちは地球上の無数の生命の一つに過ぎませんが、それぞれが自分だけの輝きを放っているのかもしれません。そして、それぞれの輝きが集まって、美しい世界を作り出しているのかもしれません。

星々が語る物語、それは遠くからやって来た時間を越えたメッセージです。それを解読することはできなくとも、美しい星空を見上げ、自分自身の存在を感じることはできます。そして、その中で自分なりの答えを見つけられれば、それが一番大切なのかもしれません。

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