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【essay 12】スペースでの想い出

ハッタリストです。今日は宇宙の話をします。

宇宙戦艦ヤマトの歌を知っていますか。さらばー、ちきゅうよー、から始まるアレです。僕は子供の頃あの歌が大好きで、自転車でどこかに出かけるときなどにしばしば歌っていました。しかし、アニメ自体は観たことがなかったので、彼らはこんなにも素晴らしい地球を離れて何をするのか、なぜそんなに遠くて寒そうなところに行きたいのか、地表が一番。などと思っていました。

しかし、歳を重ねるにつれて、僕の視点は少しずつ変わりました。宇宙は我々にとって無限の可能性を秘めています。宇宙の探求は、新しい技術の開発や科学的な理解を進めるだけでなく、我々の生活そのものを深く理解するための鍵となります。

例えば、地球温暖化やエネルギー問題。宇宙技術はこれらの地球規模の問題の解決に一役買う可能性を秘めています。衛星による地球観測は気候変動の研究を助け、宇宙から得られる太陽エネルギーは再生可能エネルギーとしての可能性を秘めています。

また、宇宙探査は我々の起源を解き明かすことにも寄与しています。例えば、火星や小惑星の探査は生命の起源についての理解を深めることができ、さらには宇宙での生命の存在の可能性を探ることができます。

僕は星空を眺めることが好きです。星空を見上げると、地表の片隅であれこれうじうじと悩んでる問題がとても些細なものに思えます(いわゆる現実逃避というやつです)。また、僕たちは宇宙の一部であり、僕たちの行動一つ一つが小さいながらも宇宙全体に影響を及ぼしている様を想像することができます。こうした想像は、僕たちが地球という惑星、そしてそれを取り巻く広大な宇宙と共存する方法を考えるために有用だと考えています。

最後に、僕がこれだけ宇宙について語っても、宇宙飛行士になるつもりは今のところ全くありません。それはきっと、高い場所が苦手だからかもしれません。それに、狭くて無重力状態の宇宙船での生活はまだまだ不便そうです。おなかが空いたらいつでも近くのコンビニにカップ麺を買いに走れる地表の生活のなんと素晴らしいことか。

そんなこんなで、今日も夜空を見上げ、今の地表の生活に感謝しつつ眠りにつくことにします。

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