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かつて法務省入国参事官が外国人は「煮て食おうが焼いて食おうが自由」と述べたというのは本当です。

こういうフレーズをたまに見かけられることもあると思います。

いくら何でも法務省の責任ある立場にいる人がそんなこと言わないだろう、盛っているのではないかと疑問に思い、大分前に確かめました。

1965年、法務省入国参事官であった池上努の著書「法的地位200の質問」です。

167頁「第160問」の回答に(外国人は)「煮て食おうが焼いて食おうが自由」と本当に書いてあります。

私は弁護士会の図書館にあるもので読みました。著作権の関係で画像等載せられませんが、確かめたい方は図書館とか、あるいは古書でも入手できるようです。

【追記】

かつて、国会でも取り上げられました。昭和44年7月7日の衆議院法務委員会議事録(抄)を以下に保存しておきます。2頁の3段目です。


(注記)


引用部分、正確には「外国人は」という文言は原文には入っていないので、タイトルと本文の「」の位置を変えました。すみません。文脈上は外国人を指すのは誰が読んでも明らかだと思います。是非原典をご確認ください。

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