マガジンのカバー画像

画像編集ソフトウェアのあれやこれやを書いてみた

5
実際に使って感じた、画像編集ソフトウェアのあれこれを気ままに書き残してみたものです。使ってみようか迷っている方の一助になれば幸いです。
運営しているクリエイター

記事一覧

ちょっとノイズが気になってもあきらめないで!Topaz Denoise AIが解決してくれる(かも)

最近のデジタルカメラやスマートフォンのカメラ機能は暗いところに強くなったとは言え、夜にスピードライトなしで・しかも手持ちで写真を撮ると、高感度撮影になって実際にはどうしてもノイズが多い写真になってしまう。そんなお悩みは多くの方々が感じたことのあるものだと思います。 RAW現像の際にノイズ除去のパラメータを調整することで良くなるケースもかなりありますが、その分シャープネスは落ちてしまってなんとなくぼんやりとした仕上がりになることもあります。 AIを活用したソフトウェアをいろ

Luminar AI、先行予約特典でさっそく使ってみた

12月15日発売のSkylum社の新しい画像編集ソフト・「Luminar AI」ですが、先行予約特典で一般販売より早く使い始めることができるというのがありまして。12月9日にダウンロードの案内が届いたのでさっそくダウンロード・インストールして使ってみました。 「luminar4」同様、単独のソフトとしてもPhotoshopのプラグインとしても使える、サブスクリプションではなく買い切りタイプの、RAW現像対応ソフトです。 個人的にはTopaz社のソフトとも組み合わせてRAW

小さな写真データも大きく伸ばせる!Topaz Gigapixel AI

撮影した写真の構図を整えるためやどうしても焦点距離が足りず小さく写ってしまっているのを拡大するためなどに、トリミングをすることは往々にして起き得る話と思います。 ワタシの場合は手軽さと無料ということでiOS用のアプリの「waifu2x」を使っていました。無料ということもありこれくらい拡大できれば悪くないよね、という感覚で使ってきました。処理スピードも悪くなかったですし。 特に大きな不満があったわけでもないのですが、Topaz社さんからDMが届きまして、discountされ

意外と使えそうな「ご都合写真」

たまたま別件でソースネクストさんのサイトを見ていたときに、ユーザー優待価格で通常よりも大幅にお得な価格で購入ができるキャンペーン中だったので、以前より気になっていたこともあって購入してみました。 「ご都合写真」というWindows用のソフトウェア。 簡単に言うと、部分的な入れ替え合成ができるソフトで、よくありがちな全体的にはイイ感じの写真なんだけどひとり目をつぶっちゃっているような写真を、別の写真からそのひとだけ合成して整えちゃうようなことができる。 で、実際家族で曽我

撮った写真が生き返るソフト、Topaz Sharpen AI

去年の暮れからほぼ必須で使っている、パソコン用の画像処理ソフトのひとつが、Topaz Sharpen AI。 なにが良いかというと、ブレやピンボケを多少なりとも救ってくれるから。 これまでも、ブレやピンボケを修正しますよってソフトはあったけれど、多くはシャープネスをがっちりかけてみたいなものが多かったり、一部「ピンボケ手ブレレスキュー」などあったけど今ひとつだったりと、なかなか納得できるものに出会わなかった。 もともと人物を写すことはそれほどなかったので気にしていなかっ