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一級建築士試験の対策 施工の記録(memo)

施工勉強 ( ..)φメモメモ

 勉強のメモです。なにか思い出すきっかけになればと思います。

仮設工事

■問題1
地下躯体の工事において、切ばり上部に設けた作業用通路の手すりについては、高さを100㎝とし、中桟を設けた。(一級施工:平成17年No.6)
■問題2
単管足場における高さ2.8mの位置にある作業床において、墜落の危険を及ぼすおそれのある箇所には、作業床からの手摺の高さを95cmとし、高さ40cmの中桟を設けた。(一級施工:平成18年No.6)

http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/45929174.html

平成17年度 問題1 枝5

地下階がある建築物において、乗入れ構台の高さを周辺地盤より1.5m高く計画した ので、施工機械や車両の乗り入れを考慮して、構台面までのスロープの水平距離を6 mとした。

× 解説 
乗入れ構台の高さを周辺地盤より1.5m高く計画したので、構台面までのスロープは、 1/10~1/6とすることから、水平距離を9m以上とする。

https://www.kenchiku-shikaku.net/docs/h31deta/h30-sekou1-190311.pdf

通路と足場。作業場の通路を安全に

単管足場

Q
鋼管規格に適合する鋼管を用いた単管足場において、建地間の積載荷重は500kgを限度とした。

A ×

3.作業床等
(1)床材、腕木及び緊結金具に作用する部材の自重及び積載荷重の合計は、 各々の許容応力度又は許容支持力以下であること。
(2)作業床の積載荷重は、労働安全衛生規則に規定されている積載荷重以下 (1 スパン 1 層 400 kg 以下)であること。

http://www.kasetsu.or.jp/education/publication/docs/%E8%B6%B3%E5%A0%B4%E3%83%BB%E5%9E%8B%E6%9E%A0%E6%94%AF%E4%BF%9D%E5%B7%A5%E8%A8%AD%E8%A8%88%E6%8C%87%E9%87%9D%E4%B8%AD%E8%BA%AB.pdf


http://workbookapp.net/item.php?app_name=firstarch&item_type_id=5&q=230&question_num=30

■問題1
高さ2m以上の枠組足場の墜落防止措置については、原則として、「交差筋かいに加え、高さ15㎝以上40㎝以下の下桟、高さ15㎝以上の幅木又はこれらと同等以上の機能を有する設備」又は「手すり枠」を設けなければならない。(一級施工:平成23年No.2)
■問題2
枠組足場(妻面に係る部分を除く。)からの墜落防止措置として、風荷重を受けるシート類は設けず、交差筋かい及び高さ10㎝の幅木を設けた。(一級施工:平成26年No.5)
■問題3
手すり枠を設けない高さ10mの枠組足場における墜落防止措置として、枠組足場の交差筋かい及びメッシュシートを設けたので、所定の下桟や幅木を設けなかった。(一級施工:平成22年No.21)

――――――――――――――――――――――――
■解答
問題1 正。
問題2 誤。人の墜落防止措置のための幅木は、高さ15㎝以上必要。
問題3 誤。メッシュシートは物の落下防止措置であって、人の墜落防止措置にはならない。

http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/45939525.html
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/150618-2.pdf



【No.1】仮設工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 鉄筋コンクリート造2階建の建築物の新築工事に当たって、工事現場の周囲には、危害防止のために、地盤面からの高さ1.8mの仮囲いを設けた。

  2. 吊り足場(ゴンドラの吊り足場を除く。)において、作業床の最大積載荷重を定めるに当たり、吊り鎖及び吊りフックの安全係数を5以上とした。

  3. 防護柵(朝顔)は、地上から5mの位置に1段目を設け、1段目から9m上部の位置に2段目を設けた。

  4. 枠組足場(妻面に係る部分を除く。)からの墜落防止措置として、風荷重を受けるシート類は設けず、交差筋かい及び高さ10cmの幅木を設けた。

【解説】

4.労働安全衛生規則第563条より 枠組足場からの墜落防止措置として、交さ筋交及び高さ15cm以上40cm以下の桟若しくは高さ15cm以上の幅木を設ける。

正解 4


一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問105


地盤調査及び仮設工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1 .

根切り底以深の地盤が粘性土層と砂質土層との互層となっていたので、砂質土層において揚水試験を行い、被圧地下水位、透水係数等を求めて、根切り工事の地下水処理工法を検討した。

2 .

地盤の変形や強さ等の支持力特性を直接把握するため、根切り工事後に平板載荷試験を実施した。

3 .

枠組足場において、高さ2m以上に設ける作業床の設置に当たり、墜落防止措置のため、床材と建地( 支柱 )との隙間を12cm未満とした。

4 .

吊り足場( ゴンドラの吊り足場を除く。 )における作業床の最大積載荷重を定めるに当たり、吊りワイヤロープの安全係数を5とした。

( 一級建築士試験 平成29年(2017年) 学科5(施工) 問105 )

地盤調査

一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問105

地盤調査等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1 .

事前に地層構成が想定できない地盤のボーリング調査において、地震応答解析の必要がない直接基礎の建築物であったので、その調査深さを建築物の幅の2倍とした。

2 .

ボーリング孔を利用した弾性波速度検層(PS検層)により、地盤内を伝搬する弾性波(P波・S波)の速度を測定し、その速度値から地盤の硬軟を判定した。

3 .

ボーリング調査において、ボーリング孔内に地下水が認められたので、孔内をなるべく長時間放置し、水位が安定してから地下水位を測定した。

4 .

粘性土地盤において、ボーリング調査の標準貫入試験の結果から得られたN 値により、内部摩擦角や相対密度を推定した。

( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問105 )

https://www.city.kawasaki.jp/500/cmsfiles/contents/0000021/21878/6syou.pdf


https://www.mlit.go.jp/

https://www.mlit.go.jp/common/001123044.pdf


( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問105)

地盤調査等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1 .

事前に地層構成が想定できない地盤のボーリング調査において、地震応答解析の必要がない直接基礎の建築物であったので、その調査深さを建築物の幅の2倍とした。

2 .

ボーリング孔を利用した弾性波速度検層(PS検層)により、地盤内を伝搬する弾性波(P波・S波)の速度を測定し、その速度値から地盤の硬軟を判定した。

3 .

ボーリング調査において、ボーリング孔内に地下水が認められたので、孔内をなるべく長時間放置し、水位が安定してから地下水位を測定した。

4 . ×

粘性土地盤において、ボーリング調査の標準貫入試験の結果から得られたN 値により、内部摩擦角や相対密度を推定した。

https://kakomonn.com/1kenchikushi/questions/45754

https://www.jiban.or.jp/file/file/jgs1122_201107.pdf


・載荷板からの深さ1.5m程度の範囲内における地盤の支持力特性を求めるために、直径30cmの載荷板を用いた平板載荷試験を行った。(H17)

→×

平板載荷試験は載荷面より載荷板幅の1.5倍~2倍の深さまでの地盤について調べるものであるので、30cmの載荷板のときは、45~60cm程度の範囲内の調査しかできない。

https://ameblo.jp/toorisugarinoneko/entry-12162184735.html

イザワ(土のせん断強さの試験)

http://kentikushi-blog.tac-school.co.jp/archives/44858941.html

乱さないサンプルとボーリング

土工事・山留め工事

1.透水性のよい山砂を用いる埋戻しに当たって、周囲の原地盤が粘性土で水はけが悪い場合は、埋戻しの底部から排水しながら水締めを行う必要がある。

2.仮設地盤アンカー工法は、アンカーによって山留め壁を支えるので、一般に、切りばりは不要である。

× 3.粘性土地盤の床付けにおいて、杭間ざらいに当たって、地盤を掘りすぎた場合は、掘った土を埋戻し、転圧により締固めを行う。
 → 粘性土を埋戻すのではなく、砂質土を埋戻す。

4.地山を掘り緩めた場合、「地山に対する容積比」は、一般に、砂に比べて、ロームのほうが大きい。

5.山留め支保工の支柱は、十分な安全性を確保したうえで、工事用桟橋の支柱と兼用することができる。

http://3244650.blog.fc2.com/blog-entry-1084.html?sp

土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1 .

根切り工事において、工事施工者が施工に支障となる障害物を発見したので、撤去の方法、処分の方法、時期などについて、当該工事の監理者と協議した。

2 .

ディープウェル工法において、建築物の位置に設けられたディープウェルの揚水停止後の処置については、箱抜きした基礎スラブ内で井戸管を切断し、その内部を砕石で充填した後、その上に直接コンクリートを打設した。

3 .

山留め工事において、山留め壁の変形、切ばりの蛇行を防止するため、「切ばり交差部の切ばり相互」及び「切ばりと切ばり支柱」をそれぞれ緊結した。

4 .

山留め支保工の撤去作業において、腹起しと切ばりについては、切ばりジャッキの軸力を緩めてから撤去した。

( 一級建築士試験 令和4年(2022年) 学科5(施工) 問6 )


シートパイル(鋼矢板)工法,鋼管矢板工法

https://5569et.com/inputs/07-12-dokouji/

鋼矢板を引き抜いた後は、直ちに抜き後に砂で充てんする。



水平切ばり工法における切ばりの継手は,応力を十分に伝達できる構造とし,できる限り切ばりの交差部の近くに設ける.   〇

1H20Ⅳ【問 4】

土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.市街地において、地階が深く広い建築物の新築工事については、地盤が軟弱で、切ばり工法によると山留め壁の変形が大きくなるおそれがあつたので、地下躯体くたいを支保工として利用する逆打ち工法を採用した。

2.粘性土地盤の床付け面を乱してしまったので、礫れき・砂質土に置換して締め固めた。

3.掘削中における山留め架構の管理において、鋼製切ばりに作用する軸力の計測については、 1日3回行った。

4.鋼製切ばりにプレロード工法を採用するに当たって、同一方向の切ばりに軸力が均等に加わるように、油圧ジャッキの位置を、根切り平面の中央部分に一列に並ぶように配置した。

5.土壌汚染対策法による指定区城内にある建築物の新築工事において、土地の形質の変更に係る部分の面積が10m2以上で、深さが50cm以上であったので、土地の形質の変更についての届出を行った。


正答肢:4
切梁にプレロード工法を採用する場合、油圧ジャッキの位置は、根切り平面の中央部分に千鳥に並ぶように配置する。

基礎・地業工事

 群杭の打込みは、なるべく群の外側から中心へ向かって打ち進めるのがよい。 X

http://3244650.blog.fc2.com/blog-entry-399.html

掘削完了後オーガースクリューを引き上げる場合は、オーガー引上げ時の抵抗を少なくするため、逆回転させながら徐々に引き上げる。 ×

地業工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1 .

液状化のおそれのある地盤の地盤改良工事については、地盤内に締め固められた砂杭が形成されるサンドコンパクションパイル工法を採用した。

2 .

場所打ちコンクリート杭工事の鉄筋籠(かご)の組立てにおいて、補強リングについては、主筋に断面欠損を生じないように注意して、堅固に溶接した。

3 .  x

セメントミルク工法による既製コンクリート杭工事において、建込み後の杭については、保持治具を用いて杭心に合わせて保持し、3日間養生を行った。

4 .

プレストレストコンクリート杭工事の杭頭処理において、ダイヤモンドカッター方式で杭頭を切断するに当たり、補強する範囲を当該切断面から350mm程度とした。

( 一級建築士試験 令和元年(2019年) 学科5(施工) 問107 )

https://kakomonn.com/1kenchikushi/questions/66402

場所打ちコンクリート杭の長さが設計図書と異なったので、鉄筋かごの長さは、最下段 の鉄筋かごで調整した。 〇


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