【13】雑談を雑にするな。
先日ある営業課長から、
「マニュアル、大学生の長男が面白いって言って読んでましたよ」
とご報告いただき感激した小井です。
「わかりやすく」「気軽に」読めることを意識しているので、こういったフィードバックはとても励みになります。
来年に向けてさらに内容を濃くリニューアル予定です。
お楽しみにしてくださいね。
・アイスブレイクって、なに?
商談前、カバンの中にある新商品パンフレット。
そのパンフレットをプレゼンしたくて、うずうずしていないでしょうか。
商談は、総合的なゲーム(試合)であり、
商品プレゼンをしている3分〜5分がメインではありません。
仮に30分、商談の時間をいただいているのあれば、
・アポイントをとるメールや電話
・商談、本番の30分
・商談後のコミュニケーション
これら全てを総合して「1試合」とカウントします。
「パンフレット読み上げ行為」を商談だと勘違いしている方が多いです。
(雑談は、最初にパパッと当たり障りないことを話して、、)
と考えているうちは残念ながら、商談は上手くいかないです。
アイスブレイクと言われる商談の最初の数分間も、試合の一部。
そしてこのアイスブレイクへの考え方が、試合結果を大きく左右します。
・アイス(氷)をブレイク(解かす)とは。
商談の冒頭(最初の1〜5分)は、アイス(氷)が張っている状態です。
なぜこの氷が張っているかというと、商談相手と自分とのあいだで、
「この商談はどうなればゴールなのか」
「何を決めるための時間なのか」
が、フワフワと定まっていないことが原因です。
どんな商談でも、基本的に冒頭はフワフワします。
私の研修風に言うと「脳が繋がっていない」わけです。
ですので商談の冒頭ですべきことは、
「この商談はどうなればゴールなのか」
「何を決めるための時間なのか」
に関して、商談相手と合意をとる、確認することです。
これがアイスブレイク(氷を解かす)ことの本質です。
このテーマに関しては、3月28日の小井の朝礼でも5分程度話しています。
ぜひ音声を聞ける方はご参考ください。
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