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オンラインにおけるファシリテーションのコツ3選

はじめに

ファシリテーターアドベントカレンダーの9日目に参加してみました、宜しくおねがいします。

オンラインミーティングって、オフラインとは勝手が違うことが色々あると思います。
私もオンライン主体になってからあれやこれやと迷いながらやってきました。顔を非表示にする方も多いですよね。かつては相手の目を見て喋ろうなんて時代もありましたが、今は顔の見えない相手といかにコミュニケーションを取るかがポイントになる時代です。
そんな中で手軽にできてやってよかった3つのコツをお伝えできればと思います。

  • 声のトーンを上げる

  • 相手の名前を呼ぶ

  • 話を振る

声のトーンを上げる

ひとつめは声のトーンを上げることです。手軽にできますのでぜひお試しを。
オンラインの場合、音声が圧縮されて相手に届きます。声に特化した圧縮にして遅延を少なくすることにフォーカスしているため、決して良い音声品質とはいえません。
オフラインと比べると声がこもりがちになり、ぼそぼそとした音になりがちです。
そこで声のトーンを上げることで、よりクリアに音声を相手に届けようということです。
実際やってみると、え?と聞き返されることが減ることが実感できるのではないでしょうか。結果的にハキハキと喋ることができるようになります。

相手の名前を呼ぶ

オンラインで複数人数がいる場では、誰に対して話しかけているのかが不明瞭になりがちです。文脈で自分かな?と思うことはありますが、察するのも一苦労。
そこでまず相手のお名前を呼んでから話しかけることを意識しています。
ふわっと全体に問いかけるよりも、一人ひとりお名前を呼ぶのがコミュニケーションが成立しやすいなと思います。
初対面の時はまず名前を覚えるところが大事なのですが、恐らく画面上にお名前が表示されているかと思いますのでそこは苦労しないかと思います。

話を振る

オンラインでは特に、よく喋る人の独壇場になりがちです。ファシリテーターが喋り続けるのはよくないですね。ですので、話を振ることを心がけています。
意識的に相手からこちら、相手から誰かへの経路を作ります。もちろん名前を呼びながら。
「○○さん、ここまでのお話について認識は合っているでしょうか?」
「○○さん、この件についての見解を伺えますか?」
話を振ることによって、一方通行の場にならないよう双方向の場になるように誘導することができます。

普段私が意識していることでお手軽にできること、という観点でご紹介させていただきました。
オフラインとの違いとして、アイコンタクトやジェスチャーが伝わらないことが大きいなと思います。それを声だけの世界でもこれらのコツによってある程度代用ができればなと思っています。
いかがでしょうか。みんなで共有している場でより良い時間を過ごすためにぜひ試してみていただければ幸いです。


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