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#46 明けまし過ぎて、こんにちは

明けましておめでとうございます。

2020年から2021年と変わって、既に2週間が経ってしまいました。たいへんお変わりある世の中で、どんな心境で、どんな環境で、皆さんはお過ごしでしょうか?どんな変化があったとしても、一人一人がすこやかであればそれだけで良いと感じています。

私ごとでいうと、大切なところは据え置きで。行動の⑴やっていくこと、⑵環境、⑶かかわるひと、かかわり方などのシフトチェンジをしていました。伝え易くする為に並べてみると計画的な雰囲気が出ますが、計画性はゼロです。2020年の振り返りを交えながら、2021年の動きや目標をこちらで伝えていきます。年賀状を下さった方々ご挨拶が遅れてすみません。寒中見舞いもお送りする予定です。本年もどうぞよろしくお願い致します。

佐藤孝洋

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2020→2021
⑶かかわるひと、かかわり方

大前提として、わたしは人の優劣の付け方が全く分かりません。
そして長年、理解をしようと努めようとしてきましたが、違う文化圏で住む人と同じように「そっちではそうなんだね。こっちではこうだよ」といった形でコミュニケーションをとってきました。

ただ残念ながら、見た目も日本人で、肌は肌色。日本の社会ルールの条件下でのやり取り、思考や感情の言語のやり取り。どうやら自身の方法が誤っていたことを知りました。

心から〝みんな笑顔だったら、いいなあ〟と想っていても、受け手にとっては八方美人と感じたり、「この枠に嵌らないのなら優しくしません」だったり、無意識の排他的な思考で思わぬ方向になってしまうことが重なった2020年でした。それもこれもわたしが考える「おかげのせい分けっこ論」でいうと根本的な理由は自分にあり、信念を曲げたくもない部分で拗らせていることが分かりましたので、かかわり方を工夫しようと考えました。

おかげのせい分けっこ論」とは
(日常やnoteでもわたしの対話でよく登場しますが、)「分人主義」を提唱する平野氏の著書の中で「誰かのおかげは自分のおかげであり、誰かのせいは自分のせいである」という考え方にとても共感し、それ以降、何か心がストップするような現象/出来事に対しての考え方です。

引用:著書/私とは何か―「個人」から「分人」へ
   著者/平野啓一郎


2021年、社会との接点・人との接点は、
以下の通り。

◯ 生み出したモノ・コトを介した社会活動参加

「オフライン・オンライン」
社会課題を別のかたち(作品やイベント)に変換して行ってきた体験重視だった活動を、非接触に重視します。体験(展示会を含む)は小規模で、徹底的に管理した空間で開催していきます。高校生との交流の場(未来クルーズ)は、zoom対応に変更して、数回すでに開催しております。

◯ 敬語と遠くのことばを用いたコミュニケーション

「敬語」
共感性の高いわたしの特殊能力(傾聴力)は、出会う人「全ての人」に向かっていましたが「話が通じる人」にシフトチェンジして、全ての人には敬語の使用し一定の距離感で接していきます。2021年からはガンガン殻に籠もって、独自の表現を磨いていきます。
「遠くのことば」
そして今後日本は、後手に回る政府の対応で、大事な局面を迎えても判断を誤り悪循環に陥る可能性を感じております。それらは、一票という力しかありませんので、一喜一憂することなく、自助を行っていく準備をしていきます。その為に他の国の言語が必要となってきます。
※海外移住ではありません、悪しからず。

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2020→2021
⑵環境

京都・大阪を行き来した2019年・2020年。
その機会・経験を下さったリサークルスタジオの皆さんには感謝しております。2020年8月から10月に4度に分けて行った巡回展でお世話になった方々にも感謝を述べたいです。本当にありがとうございます。

自然との共生を目指した2017年からの「火の在る暮らし」と「つくる」という形は結果的に残りました。本当であれば、もっと前からやれていればよかった環境づくりでしたが、お陰でさまざまなキーパーソンの方と出会えました。これから改めて整えていきたいと考えています。

◯ 生み出されたものが余っていき、その作品を手渡していくそれを生み出す環境を整えること

その環境との接点、垣間見れるように場所をnoteかInstagramで発信して、体験できる場を今後用意していきたいと考えています。Instagramは、家と同じで基本的に鍵はかかっていますが、気軽にノック(リクエスト)を下さい。

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2020→2021
⑴やっていくこと

2020年6月、開始した「最中/sanaka」という活動は2人で行っています。リサークルスタジオで出会った塩見友佳子という方が最中の大切な衣服の輪郭をつくってくれています。ことばと絵も素敵で、触れてもらえると分かってもらえると思います。

これまで一人衣服再生家として、社会課題を感覚的な表現に変えていく活動を、似た価値観をもった仲間たちと目指す近い世界に向かってイベントを通じてやってきました。

最中については、わたし自身が目指したかった表現しきれず見えなかった世界を彼女が目に見えるように生み出してくれたので、その形を社会と丁寧に接続していきます。

昨年、達成することができなかった九州との接続は継続して、最中を通して行います。

◯九州全土は、オフラインの規模として繋がりをつくって、全国との接続は、オンラインのECサイトを準備して、はやくご紹介できるようにしていきたいです。

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2021年は「基盤を確定する」

わたしはわたしのからだやあたま、こころを生きて、32年経ちます。
ですが未だに難解な部分があります。他者をうつし鏡にしながら、自身を深めることは多々あります。(お恥ずかしい話として、給食袋の形の封筒が何故か苦手なのは、小学校の記憶がくっ付いていたことに気が付いて、少しづつ付き合えるようになったのが、昨年のことです。)

わたし自身との対話をし続け、更新し続けていたとしても、それらをまわりの人たちに求めるのは、基本的にしません。ただし更新すると行動が変わってしまうから、人との付き合いも変わってしまうのが難点でした。それでも変わらない人が数名いることが分かりました。それが「話が通じる人たち」です。

実は、何十年も更新し続けた考え方を確定したのは、初めてのこと。きっとそれも変わるものと思っていたので。

過去30年の経験を生かして、大切な人たちを守るための枠組みを設計した環境をつくり、残り40年をすこやかに生きられるようにしたい。そのわたしの人生の基盤を確定していく1年したいと思っています。

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2021年1月、ぼくはアルバイトをはじめました。

2020年4月に経済活動が大幅なストップをして、精神的なストップをして、大きく舵を切って最中というブランドをつくりました。皆さんに見てもらえて本当によかったと思っています。でも、その機会をもっとつくりたいと思っていますが、簡単ではない現状です。

ぼくは最中を本当に大切に育てたいから、これまで受けてきた案件を縮小して、この子がひとり立ちするまでは働きに出ようと決めました。

最中を経済活動として軸になり過ぎるのが抵抗あるので、既に求められている価値に力を投資して生活を支えながら、やりたい表現を続けたいと思います。

現在受注している案件以外はしばらくお断りするかもしれませんが、お気軽にご相談ください。基本的に中心にあることは「社会課題を感覚的な表現で変換していくこと。」誰かが困ってる課題をたのしく変えていくことは、人生をかけてやっていきたいので、是非。

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2021年、どうやって価値を築き、10年後にどうやってだれと笑っていたいか。目指すのは、家業。わたしの将来の子どもたちが笑っていられる環境をつくるのが、ぼくのもっとも大きな夢です。

皆さんにとっての当たり前である「家族」という価値を、そもそものスタート地点の位置を正常にする平凡を目指してやっていきます。

何卒、よろしくお願い致します。

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