春に焦るときは引き出しをあける
春に焦っていた。
新入社員はフレッシュだし、街は春休みの学生で楽しげだし。
代わり映えのしない自分。
直視してハッとした。
ショーウィンドウに映った自分の姿は張り詰めて疲れていた。
なにかいい方向に動かないと。
外見磨きややりたいこと探しに焦った。
でも、結局落ち着いたのは
これまで何を思ってきたか、これから何をしたいか
を考えることだった。
はじめはやりたいこと探しの一環で始めたことだったけど、
考えを整理して書き出していくうちに
何もないと思っていた自分の中身が少しずつ
輪郭をもって現れはじめた。
自分の引き出しの中にはこんなに詰まっていたんだ。
新しく何かをもってきたり、変えたりしなくていいんじゃないか。
なんか大丈夫な気がすると思えた春の日。
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