はじめに

 はじめまして。
 ご訪問ありがとうございます。

 子産(公孫僑)は,紀元前6世紀ごろ,中国の春秋時代,鄭の国の正卿(宰相)を務めた古代政治家です。
 傾きつつあった国を支え,当時の中国における南北の超大国であった晋と楚の和平を実現し,中華に平和をもたらした政治家とされています。鄭の国政改革を進め,また,中国史上最初の成文法を定めたともされています。
 そういう意味では,東アジア世界における法律家の祖といえるかもしれません。

 まあ,偉そうなことを書いていますが,私も子産のことは宮城谷昌光氏の著書「子産」くらいでしか知りません。
 宮城谷氏の描く古代中国の人々は,子産に限らず,伊尹,太公望(呂尚),晏嬰,士会,孟嘗君(田文)などなど皆魅力的ですが,私の今の職業が法律に関するものですので,僭越ではありますが,子産の名をこのブログに使わせていただきました。

 子産の言葉に,「楽則能久」というものがあります。
 読みくだせば,「楽しければ則ち能く久し」ということになるのでしょう。
 このブログも,楽しみながら久しく続けられればと思っています。

 これから私が連ねる駄文にお付き合いをいただければ幸いです。

 ミライト・パートナーズ法律事務所
 代表弁護士  中尾  司

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