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月星座と身体について|天秤座から魚座篇

後半の6星座について語らった回の補足記事です。
大変お待たせ致しました。

読み進めていただくとお気付きになる方も多いかと思うのですが、
後半の星座になるにつれ、
身体のパーツから徐々に内部・体液へと支配部位が進み、
別の星座と一部被っているようにも見えるかと思います。

そもそもが“人体”なので、
各臓器・パーツが完全に独立して稼働している訳ではない為、
前半6星座も含め、支配部位に関連する範囲を含めてケアしてみたり、
ストレスが掛かっている時は特に気に掛けてあげると良いかと思います。

また、私は医学の知識がある訳ではないので、
あくまで、西洋占星術の月星座に特化して今回はご紹介している為、
占星術的に見てもかなり範囲を絞って見ております故、
当てはまらないという方が居ても、何もおかしい事ではないので、
お気になさらず!というところと、
「具合悪いよ〜」という方は、病院に行かれる事をオススメ致します。


★月星座 天秤座〜魚座の身体の癖・弱点について★

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🌛月星座 天秤座♎️
弱点となり得る部位(ケアすると良い部位):腰・腎臓・副腎など

星座の特徴として、対人関係の円滑さ、
互いが自立した上での尊重し合う姿勢が重要な為、
どちらか一方にパワーバランスが偏った交流や、
互いを尊重し合う為の話し合いを放棄されたり、
どちらかが要求を口にする事を躊躇っている状態などから、

ホルモンバランスの乱れや腰痛、腎機能の低下など、
主に腰部に、身体からのSOSが出易いとされています。
その他、肌荒れや慢性的な疲労、倦怠感など。

「人からどう見られているだろうか?」という他人軸な視点に捕われてしまうと、
きちんと伝える事を避けて、察してもらおうと“匂わせ”的な言動に傾き、
結果的に相手との関係性のバランスが崩れて、更なるストレスとなる為、
「どんな伝え方が美しいか?」という視点にシフトしてみる、
「私はこうしたいけれど、あなたはどんな希望がある?」と、
自身の希望を口にする際にセットで相手の気持ちもヒアリングするなど、
都度、“バランス”を取ると良いと思います。

自分軸を放棄したまま尊重し合おうとすると、
「あなたの為にこうしたのに!」という怒りも湧きやすくなる為、注意。
また、パートナーシップにおいて、
性に関する認識や習慣について、互いの希望を話し合える事が重要。


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🌛月星座 蠍座♏️
弱点となり得る部位(ケアすると良い部位):生殖器・泌尿器・肛門・鼻など

星座の特徴として、物事の本質を捉える事や、一体感、
1つの事に集中して、徹底的に世界観を構築していく事が重要な為、
中身の無い上辺だけのやり取りや、物事・人柄の裏側まで把握できない状況、
移り気で一定しない環境や、誰かの真似事を強いられると、

膀胱炎や生殖器のトラブル、排泄の滞りなどから体内水分の質の低下など、
主に下腹部と、
そこに関連する水分代謝(鼻水や下り物などの粘性が高くなる・濁る)に、
身体からのSOSが出易いとされています。
その他、中毒や感染症など。

“集中”する事と、“執着”する事の違いがポイントとなってくるかもしれません。
集中したい、注力したい、という強い気持ちを持つ事に恵まれている分、
いつしか、「絶対これがいい」「こうでなければ許せない」
というところまでボルテージが上がってしまうと、
嫉妬心や猜疑心が芽生え、気持ちが揺れ、生活リズムの崩壊に繋がり、
結果的に体内の水分が澱んでしまうので、
時に、手放す事・任せる事を意識してみると良いと思います。
また、集中して注力する力に優れているという事は、
群を抜いて我慢強い事の裏返しでもあるので、
痛み=身体的に限度を超えている
涙が出る=ストレスの限界値を超えている
と、意識的に頭の片隅に置いておくだけでも、
“無理”を予防する効果はあるかもしれません。

特に、断つ事や放任する事、物質的に失う事への恐怖心が強いと、
人に対して支配的になってしまう傾向が出たりして、
逆に失うリスクが高まるので、注意。

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🌛月星座 射手座♐️
弱点となり得る部位(ケアすると良い部位):肝臓・太もも・股関節など

星座の特徴として、動きや思考を制限されない自由度の高い環境、
縛られず、干渉されず、且つ、ややこしさの無いフランクな人間関係と、
1人の時間や1人旅などの独立した時間・状況が重要な為、
細かい作業や身体の動きの少ない仕事、
目的の無い日々や変わり映えのない日々によって、

下半身の浮腫・脂肪の増加、イライラ・もやもやからくる肝機能の低下、
一時的な鬱状態など、
主に下半身と“気分”に、身体からのSOSが出易いとされています。
その他、細胞の炎症・肌荒れなど。

“目的意識”と“自立”がポイントとなるかと思います。
明確に目的意識があっても、社会的な条件や立場的に動きを制限されるとか、
他者に自身の動きや時間をある程度管理される関係性であったりすると、
飛び出そうとするエネルギーの行き場が無くなり、
そのエネルギーを垂れ流すように、
ダラダラと何時間も興味も無いのにテレビの前から動かないとか、
お腹が空いているわけでも無いのに延々と間食を続けるなど、
際限無くまったりと過ごし、その為に下半身の筋力が衰え、
目的意識を持つ事も億劫になるという負のループにハマってしまうので、
テレビを観ながらでもスクワットをするとか、
歯を磨きながら太もも・骨盤周りを解すなど、
“いつだって動き出せる”という条件を身体側から用意しておくと良いと思います。

変わり映えがしないからと、
自ら進んで“困難”や“もつれ”に飛び込むリスクを避ける為にも、
目的意識の矛先は、できれば“人物”以外である事が望ましいように思います。
(誰かを“特に”気に掛けるとか、心配するとかではなく。という意味)
語学や専門的な技術など、自身が情熱を注ぎ込んでも、
思考や感情で揺れ動く事のない対象である為、思いっきり取り組めると思います。

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🌛月星座 山羊座♑️
弱点となり得る部位(ケアすると良い部位):膝・骨格系・関節・血球細胞など

星座の特徴として、自身が取り組んでいる事・仕事に関する技術や文化、
知識・歴史などに対して誠実である事や、
プロ意識、確実に結果に結び付くプロセスなどが重要な為、
自身の方法論・技術・知識が周囲から認められない・理解されない状況、
品位の無い人間関係、他者からの意見に正しさを感じながらも意固地になる時に、

全身の強張りや、各関節の不調や怪我、免疫力の低下による風邪など、
主に骨・免疫に、身体からのSOSが出易いとされています。

“集中”と“執着”、そして、“承認欲求”と“慎重さ”というところが、
ストレスの溜め込みに深く絡んでいるものと思われます。
成功させたい物事について、
集中的に取り組み、着実に具現化させる事に優れていますが、
一極集中になり過ぎると、些細な“不足”やスケジュールの微々たるズレなど、
僅かでも想定外の事が起きると、そこに執着してしまい、先に進めなくなったり、
誰もそこまで細かく指摘していないにも関わらず、
「これでは認められない。恥ずかしくて出せない。」と、
大々的に称賛・賛同が得られるまでGOサインを出せなくなってしまったり、
結果的に予定が大幅に狂い、自身を責めたり、
周囲の人や状況に批判的な気持ちになったりと、
“悲観モード”に入って体調を崩すという沼にハマり易いので、
1日の中に予定を詰め込まないとか、
マルチタスクや“遊び”の無いスケジューリングを避ける、
“何もしない休日”があって良い、と自分を許す、
起床時・就寝時のルーティンにストレッチやヨガなどを取り入れるとか、
“深い呼吸をする時間”を意識的に取り入れてみると良いと思います。

大幅に“今まで”のスタイルや方法を、
明確な説明が無いままに外部から強制的に変更されると、
後にそれが現在にジャストフィットしていると周囲が認めても、
長きに渡って“受け入れ難い”という気持ちを引きずってしまうので、
初動で“論破”しにいかずに、0からの詳細・経緯の提示を“依頼”すると、
双方にとって生産的なやり取りとなると思います。

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🌛月星座 水瓶座♒️
弱点となり得る部位(ケアすると良い部位):脚・足首・静脈・網膜など

星座の特徴として、世間体や一般論に捕らわれない事、
自分なりの定義・主義・思想、
他者と自身の線引きと互いの認知・尊重が重要な為、
「これは昔からこういうもの」と、慣習を押し付けられたり、
依存的・過干渉な人との交流、同じような趣向の集まりで凝り固まる事、
年功序列・有無を言わせない上下関係などから、

末端の冷えや脚の浮腫・張り、神経過敏、目のトラブルなど、
主に脚・末端の循環系に、身体からのSOSが出易いとされています。

“自分のテリトリー”を明確にし、
他者の干渉から守る事がポイントとなるかと思います。
博愛主義で、
自身と異なる主義主張を掲げている人をも認め、尊重する事が出来るため、
ともすれば依存され易くもありますが、
それに対して強い拒絶や、あからさまな“回避”を言動に滲ませると、
“望まぬ孤独”に陥り、人間不信や反抗心が芽生え、
孤独に拍車がかかってしまうので、
「この人は話せばわかる。」という意識で人と対面し、
また、自身もそういった印象を与えられるよう、
言葉を端折らない、理詰めで相手の“逃げ道”を潰さない、
という感じで、歩調を合わせにいってみたり、
自身の歩調について来れる人とも丁寧な会話を紡ぐ、
という工夫をしてみると良いと思います。

“孤独な時間”も大切ですが、同じくらい、“お喋り”も大切な傾向があります。
お喋りの中で互いのあらゆる定義を知り、“違い”からヒントを得たり、
“認め合う”事で、精神的な繋がりや交流を実感できる事が、
心の栄養となっているのかもしれません。

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🌛月星座 魚座♓️
弱点となり得る部位(ケアすると良い部位):足・脳下垂体・リンパ節・白血球など

星座の特徴として、心からの愛情表現や共感、
損得ではなく、そこに思いが有るかどうか、という判断、
見返りを求め合わない献身やフォローが重要な為、
社交辞令や思惑まみれのやり取りや、競争、結果・成果が全ての仕事、
自身の意思ではない強制的な献身・搾取などから、

足の痛み、リンパの詰まりからくる全身の浮腫、リンパ節の腫れなど、
主に足・リンパに、身体からのSOSが出易いとされています。
その他、原因不明の発熱や、難病・自己免疫疾患の発症など。

身を置く環境の質・関わる人の質に、大いに影響される為、
“浄化”や“断捨離”がポイントとなるかと思います。
甘え上手であり、甘やかし上手でもある為、
“共依存”や“腐れ縁”になる傾向は強いのですが、
その根底にあるものは“純粋な慈愛”や“共感”であり、
決して“堕落”を求めている訳ではないという自覚を持ち、
叱咤激励してくれる人や、
側に居ると背筋が伸びるような緊張感を与えてくれる人との交流も大切に、
且つ、身内や世俗からも独立した静かな1人の時間というのも設ける事で、
自分の人生にとっての要・不要を見極める“軸”をしっかり認識し、
アルコールや刹那的な快楽に頼らずとも、
心地良い人生を創造できるようになり、関わる人の質も、身を置く環境の質も、
向上していくものと思われます。

ちょっとした事で涙が溢れるという場面が多いかもしれません。
恥ずかしい事ではないですし、
すぐ泣く=弱い、という事でもありません。
“自浄作用”という感じで、
知らずのうちに環境や取り巻く人々から受けた“負”を洗い流しているので、
素直に泣き切るという事を自分に許してあげると良いと思います。

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★占いについて&断言しない理由★


ちなみに…
こうして、MEDEL あさみさんとのコラボの中で、
たまたま私の得意ジャンルである西洋占星術やタロット・オラクルカードなど、
“占い”を絡めたお話をしておりますが、
広く世間では、まだまだ“占い”について誤解や偏見もあるかと思います。
改めて、“占い”についてもご説明をしておいた方が良いかな…?
と思いましたので、

今のところ、“占い”について良い印象は無いとか、
“占い”=当たり外れの話、
という印象をお持ちの方にこそ、
以下、読んで頂けたらいいな、と思います。

🔮

一時期、私は某占い処に所属させて頂いておりました。
実際にたくさんのお客様をご対応させて頂いた経験の中で、
“透視”や“霊能力”と、“占い”を同列に見ている方がとても多いのだなと、
正直なところ、やりにくさを感じてきました。

“透視”や“霊能力”は私には備わっていないので、
わからない事をどうこう言う事はできないのですが、
おそらく、訓練もするのでしょうが、
後天的にゼロから意識して身に付ける、という事は難しいのではないでしょうか。
先天的な特殊スペック、または、
後天的な場合も危機的、且つ稀な状況下で開花・覚醒するような、
超人的なものであるように思うのです。

一方、“占い”ですが、今でこそメディアでエンターテインメントの一種として、
良くも悪くも表立って扱われていますが、
そもそもは、大変に地味な“統計学”です。
その為、極端なことを言えば、勉強をすれば特殊能力など無くとも、
誰しもが後天的に獲得できる技術・知識なのです。
(実は、偉大な科学者・発明家たちも、占星学に精通していたんですよ。)

大昔、占い師は今で言う公務員のような立ち位置でした。
太古から脈々と受け継がれてきた莫大なデータを、
その時々の時代にフィットする形で読み解き、分析し、
予測・見立てをして、国の政にも密接に関わってきました。
イメージ的には、トレーダーとか天気予報的な、
“データに基づいて”というお話です。

物凄い違いじゃないかな?と私は思うのですが、
なぜか“占い”は“透視”や“霊能力”的な結論や効果を期待されてしまいます。
近年のメディアでの紹介のされ方が影響しているものと思われますが、
本来の占いは予言をしたり、人の心を透視するものではありませんし、
言う通りに行動すると願いが叶うというような“おまじない”でもありません。

動画内で何度も行っております、
“カードリーディング”ですが、動画での対応は一貫して、
“見ている方全員に向けての”という大変幅広い対象を設定している為、
そこに“絶対的な答え”が出てこないのはもちろんのこと、
個人の方に絞ったとしても、
“絶対的な答え”が導き出される事はありません。
占いに人生を決定付けるような超人的なパワーは無いのです。
データですから。

度々、「何かしらの」と主語を固定しなかったり、
「〜という可能性がある」とか、
「〜かもしれません」などと、
捉える側の気持ちによっては
「煮え切らない話ばかりするな〜」
と思えるような表現を私は多用しますが、
大人数の方に向けて読み解いた結果をお話しするにあたって、
お一人お一人の人生はそれぞれであり、
今向き合う現実も様々な立場・状況である事が考えられる為、
各々が今の自分のトピックに置き換えて捉えて頂けるよう、
“ゆとり”を持った表現になる事はやむを得ません。

ご自身の人生や生活、気持ち・心のことですから、
当たり前な話にはなりますが、
誰よりもご自身が自主的に向き合い、
必要に応じて分析し、然るべき決断・対処をしていくものです。
占いというのは、その際の“参考情報”であって、
人生の舵を代理で担ってくれるものでは無いのです。

人の心や身体、人生、些細な嗜好には、
白黒ハッキリしない点や矛盾点が多々あります。
占いでそれがパキッと白黒ハッキリするというものでもないし、
そういったジャッジについて依存するものでもありません。

天気予報がハズレたくらいで「どうしてくれるんだ!」と激昂したり、
“絶対”な天気を教えろと詰め寄る人が居たとしたら、
多くの人は、
「何言ってるんだか、“予報”であって“未来予知”では無いのに」
と思うんじゃないかなと。
参考情報として見ていて、絶対視せずに、
自身の経験に基づいて体感でも判断するから、
晴れの予報でも折り畳み傘を携帯する人も居るわけで、
本来は占いもそれくらいの距離感で接するものなのです。
(占いと天気予報の違いなどを討論する気は無いので、悪しからず。)

私自身も、そして“占い”という学問も、
決して押し付ける・決め付ける事はしておりませんので、
“自分なりに”という姿勢で見聞きして頂くと良いかなと思っております。
言い換えれば、
たかが12星座、干支、某○○星人などに自分がガチガチにカテゴライズされず、
枠から自由にはみ出て良いし、全く当てはまらないからといって、
法律・学校や会社のルールではないのだから、
罰せられる事も無いし、気に病む必要などミリも無いという事です。

今後もコラボは続いていく予定ですので、
そのような感じで見守って頂けたら幸いです。

🔮

気が向きましたら、サポートして頂けるとシッポ振って喜びます。