「小さい白いにわとり」が教えてくれる教訓とは何か考察してみた!
【note更新45日目!】
どうも
コージリです。
今日は、「小さい白いにわとり」について語ります。
私がこのお話を知ったのは、小学校低学年の頃(国語の教科書で)!
たぶん・・・。
独特のリフレイン調のフレーズが、いまだに耳に残っています!
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あなたはこのお話、ご存じですか?!
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みたいなお話です。
で、このお話。
小学校の低学年であった私たちに、何を問いかけていたのか?!
いまだに真意がわからずに、今日の今日迄おざなりにしていました・・・。
例えば
考えたら眠れなくなりますル・・・。
でもこのお話、今の私たち大人にも伝えたい重要なメッセージを持っているのではなかろうかと思ったのです。
それでは、この「小さい白いにわとり」のお話についての考察を、以下に綴っていきたいと思います。
一人でやろうとすると・・・
このお話では、この小さい白いにわとりがパンを焼こうとしますが、周りからは助けを得られません。
「私一人でやる!」というこの小さい白いにわとりの決意は、誰かが一人で難関のプロジェクトを始める時の熱意に似ているような気がします。
私たちには関係ないと「高みの見物」を決め込んで、外野からしげしげと見守る輩たち。
しかし、小さい白いニワトリがみごとにパンをやきあげ、
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「だれが、ぱんを たべますか。」
ぶたは、「たべる。」と いいました。
ねこも、「たべる。」と いいました。
いぬも、「たべる。」と いいました。
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みたいに、一人だけのプロジェクトが成功した途端、関心を示さなかった人々が興味を持ち始めて近寄ってくる、あるあるな状況を思い出させます。
誰が本当の友達?
小さい白いにわとりのお話は、苦労している時にそばにいてくれる人が本当の友だ、ということを教えてくれている気がします。
例えば、楽しそうな飲み会にはいつも来るけど、ボランティア活動みたいな集まりには、あ~だこ~だ理由をつけて現れない「友達」について考えさせられます。
自己肯定感の大切さ
同時にこのお話は、自己肯定感の大切さをも教えてくれます。
小さい白いにわとりは、誰の助けも借りずにパンを焼き上げることに成功します。
これは、私たち自身の力を信じることの重要性を示しています。
もちろん、他人の協力は大切ですが、自分の力を信じて実践することも大事ですから。
結末についての皮肉
皮肉な結末を迎えるこのお話は、結局のところ、成功の後でしか協力を申し出ない人々に対する風刺とも取れます。
そして、今日このお話を改めてひも解いて、わかった事があります。
それはこのお話、ロシアの侵攻に対する、抗争の真っ只中にいる「ウクライナの民話」だということです。
そういうことも相まって、この「小さい白いにわとり」の話を通じて、私たちは自己肯定感を持ちながらも、困難な時に本当に助けてくれる人を見極める目を養うことができるかもしれません。
それに、誰かが苦労しているときは、その作業の一部になることが、真の協力だということも忘れずにいたいものですね。
最後に、このお話の前文の引用と、朗読の動画を置いておきます。
知っている人は懐かしみながら、知らなかった世代の人は、話のネタにしていただければ幸いです!
小さい白いにわとり
ではでは。
コージリ
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