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IBM Watsonがグラミー賞のファンの好奇心を満たす

フィナーレを迎えたマスターズですが、その前に第64回グラミー賞の授賞式がありました。こちらもIBM Watsonが活躍していたので、以下にまとめます。

IBMとグラミー賞を主催する全米レコード芸術科学アカデミーは、IBM Watson Discoveryを活用して、アーティストに関する膨大な情報からインサイト(洞察)を抽出するシステム「GRAMMY Insights with IBM Watson」を共同開発しました。

レッドカーペットのホストとの会話などから、関連する追加情報を伝えるために、数千のデータソースから数百万件に及ぶ記事・情報を収集し、自然言語処理機能により注目すべきインサイトを抽出し、インサイトのファクトを測定します。発見されたインサイトは、グラミー賞授賞式でアーティストが登場するライブ映像にリアルタイムに表示されるほか、グラミー賞サイトアーティストページ(https://www.grammy.com/awards/64th-annual-grammy-awards-2021)で提供されています。

「GRAMMY Insights with IBM Watson」は、グラミー賞にノミネートされるアーティスト1,000人以上に対する、世界の数千万人の音楽ファンの好奇心を満たしているのです。

なお、次の記事には、「インサイトのキュレーション」と「ファクトの発見」のフェーズで、技術的なポイントがまとめられています。


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