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心技体の話:10年選手の元自衛官として

心技体という言葉がある。
曲がりなりにも、10年間自衛官として
心技体を鍛錬してきたものとして
今回は言及していきたいと思う。

結論から言うと
体と心が両輪であり
それが土台となって技が現れる
と考えられる

鶏が先か卵が先か
という話になるが
鍛錬しようと心が決めて
体が鍛えられ
体が鍛えられることで
向上心が出てくる

そしてその結果として
技が出るのである

技は氷山の一角であり
体と心の鍛錬を絶え間なく
行った結果として
現れるのである

自衛隊時代では
日が昇っている間に
行動を起こすということは
少ない
なぜなら、敵に発見される危険性が
高いからである

よって、夜間、月の光すら
入らない山中の目が見えない
中でも迅速に行動しなければいけない

戦後78年、幸運にも
実戦はないが
演習、検閲に向けて
何度も訓練を重ねる

尊敬する上官から
言われたのは
準備8割、いや準備ですべて決まるという

日中の目が見えるときから
細かい動作、訓練を行い
不測の事態や
目が見えない山中の夜間でも
行動ができるように鍛錬を
行う必要がある

衛生兵をやっていた経緯で
メンタルブレイクした
同僚を何人も見てきたが
心が壊れてしまうと
体が動くことは容易ではない

どんなに鍛錬していても
疲労感に耐えられず
心が壊れてしまうこともある

困難に耐えられる強健な体
その鍛錬に耐えた自信から生まれる心が
土台となって初めて任務を達成できるのである

ネットビジネスにおいても
オフラインだからこそ
HP、アカウント、フォロワー数といった
表層的なものしか見えないが
その下に根差している
努力、人となりに
目を向けることが必要なのかもしれない


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