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加賀風土記を創れ:一歩目

1. 風土に根差し、表現すること。
2. 挑戦し続ける気風を持ち続けること。
3. 天下の回りものであるお金を回し続けること。

加賀風土記を創る上で、僕が大切にしたいことだ。

ようやく、僕自身、ここに向かって一歩目を踏み出した。

法人設立しました。

はい、法人を設立しました。

名前は、株式会社Root-N(ルートン)。

(弊社Webサイト: https://www.root-n.co.jp

Nに込めた想いは、三つ。

1. Natureに根差すこと。
 僕らは自然に生かされている。自然を搾取するのではなく、共に生きる在り方を模索していくことこそが、人類が動物であり続け、そして生命として自然であるために必要なこと。だからこそ、自然に根差して活動を行なっていく。
 
2. Nihonkai(日本海)に根差すこと。
 太平洋側を中心に栄えてきたこれまでの歴史は、物質的な豊かさを伸ばし、経済を成長させてきた物語だった。僕らが向かっていきたい未来の物語は、経済や物質的な豊かさのみではなく、精神的にも豊かであり、繋がりのある未来。日本海側は裏日本と言われてきたが、裏だったからこそ残っているものが多分にある。ここに根差していくこと。かつて友人たちと語っていた言葉を使うなら、「日本海情緒ベルトを創る」ということ。
 
3. 江沼(えぬ)に根差すこと。
 現在の加賀市のエリアは、かつて江沼と呼ばれていた。これはまさに風土に根差していて、大聖寺川、動橋川、梯川から「江」、柴山潟、木場潟、今江潟から「沼」で江沼と呼ばれていた。何なら1958年に加賀市が発足するまで江沼郡は存在していた(山中温泉に至っては平成の大合併まで江沼郡だった)のだ。自分が加賀に拠点を置いているからこそ、ここに根差すんだということを忘れぬように。

事業内容について

直近で挑む事業は二つ。

一つ目は、コロナ禍で紆余曲折をしてきたが、元よりやろうと思っていた「加賀語り部事業」で進んでいく。
チェックマーク型観光かコンテンツ消費型の旅行体験がメインオプションになっているが、精神的な豊かさを実装する中で、消費されないまちの在り方を模索したいという気持ちと、観光客と地元住民を断絶する境界線を溶かしていくという試みをしてみたいと思っている。
2023年の新幹線沿線までに、なんとしても新しい選択肢を作りたかった。
サービス自体は、完成次第ローンチする。

二つ目は、「エネルギー事業」
これは以前より言ってきたが、小水力発電を進めていく。
元来自然と調和、共生してきた人類の姿を取り戻す必要がある。
環境負荷もさることながら、エネルギーが目に見えるところで作られる安心感と、地域内経済循環を作っていくことでまちは作られていくと思う。
コロナ禍で元々の発電候補地に行きづらくなったため、自分が住んでいる山代温泉エリアで実証実験から始めていくことにした。
こちらは、ゼミでもお世話になっていた京都大学こころの未来研究センターの広井良典教授らの協力を得ながら進めていくことになる。
先日も広井先生に加賀にお越しいただき、山代の方との打ち合わせをして、こちらで進んでいくことが少しずつ明確になってきたところだ。

意気込みとお願い

世間には、「課題解決」の企業や事業がたくさんある。
僕自身も大学時代からそうした面をたくさん見てきて、社会課題への当事者意識はとてもあるつもりだ。
それ故、そうやって取り組んでいるところには本当に感謝するし、できることがあれば手伝いたい気持ちはたくさんある。

でも、僕はRoot-Nを「社会課題の解決のための企業」にしようとは思わない。
無論、社会課題には向き合い続けるし、それを蔑ろにしたいわけでもない。
ただ、僕が加賀に移住した背景には、「加賀風土記」を創る可能性に惹かれた点や、日本海情緒ベルトの構築可能性に惹かれた点がある。
これらは、ある意味では僕がこの社会に、世界に抱いている願いを実現するということでもある。
その想いが前提にあるからこそ、「課題を解決しよう」というのではなく、「願いを実現しよう」という形で進んでいこうと思う。
会社の中での意思決定や会社の形態も、既存の当たり前や常識を採用するのではなく、「どう在りたいのか」という願いを実装していこうと思う。
決まった形があるわけでもないからこそ、模索しながらの手探りスタート状態。
一人で始めたこともあって、全部自分でやるのは大変だなあと思ったりもしている。
でも、自分の願いを実装するためだからこそ、ここはしっかりと頑張っていきたい。

ということで、まだまだスタートしたばかりですが、頑張っていきます!

コーポレートサイトやサービスなどは現在構築中です。

お願い
弊社はまだ登記が終わったばかりで、ロゴもサイトもありません。
もしロゴデザインやWebデザインなどできる方がいれば、或いはそういう知り合いがいる方はぜひご紹介いただけると嬉しいです。
あまり多くは出せませんが、ちゃんと出せるように頑張りたいと思っています。(相談させてください)
【募集】
弊社は、「加賀風土記」を創り、そして「日本海情緒ベルト」を創るための事業を行っています。
メンバーは現在、代表の僕一人です。
「協力できるよ!」っていう方がいれば、ぜひ連絡をいただけると嬉しいです。
Facebook か Twitter の方まで連絡いただけると嬉しいです。
単純に壁打ちや相談に乗ってもらえるだけでも嬉しいです。

応援するよーという方、こちらのリストから何かいただけるととても嬉しいです!

よっし、ということで、ここからアクセル全開で頑張るぞ!

サポートしていただいたお金は、加賀、石川、日本海側を活性化させる事業に使わせていただきます!