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【実体験】創業メンバー選びで大事なこと

先日、こんなツイートをしました。

もう少し深ぼって書いてみようと思います。

(※大前提ですが、創業半年で駆け出しの僕が現段階で感じていることなので、信憑性があるかどうかはわかりません。一意見として聞いてください。)



同じ方がいいこと

・ビジョン
・好き嫌いの価値観(仕事に対する)
・努力の基準

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「ビジョン」

これは自明かもしれませんが、やはりめちゃくちゃ大事だと思います。

スタートアップは、予期せぬ出来事だらけで、日の目を浴びない期間も長く、あってるかどうかわからない道をひたすら進み続ける必要があります。

まだ半年の僕でさえ、そんなことを感じる日々です。それが、何年も続くわけです。まあ、辛いです。

その辛さを超えてでも、心底やりたいと思えるほどの共感がないと、創業チームでは厳しいと思っています。

***

「好き嫌いの価値観(仕事に対する)」

最初の方は、ビジョンへの共感やスキルの補完性の方が気になり、価値観は気にしてなかったですが、ここもめちゃくちゃ大事です。

共同創業すると、毎日10時間以上一緒で、今後何年間も一緒に仕事を進めていく存在になるので、価値観が合わないと結構しんどいです。

同棲と同じで、いくら相手のことが良い人だなって思っても、生活習慣や金銭感覚などの価値観が合わなければ、長続きしません。

ある事象が起こった時に、同じポイントで怒り、悲しみ、喜べるのか、が一致していることが大事です。

例えば、「すぐ電話する人と電話が嫌いな人」が存在しています。

個人的には、電話は好きじゃないです。自分の集中してる時間を遮られたくないのと、考えが整理されてなくても言葉で誤魔化せる(相手が考えきってない)からですね。テキストでいいやん!って思います。

これが価値観です。

電話の例は、すごく細かいことかもしれませんが、その行動の裏にあるのはその人のコミュニケーションに対する価値観なんです。

僕は、誰かとコミュニケーションとるときは、相手の時間も考え、ちゃんと整理してすべきだと思っているので、電話が嫌いです。ただ逆に、電話の方が相手の声色がわかって、しっかりと相手に物事を伝えられるという価値観の人もいます。

どちらがいい悪いではなくて、価値観が違うんです。

ここの一致はとても大事です。日々仕事をする中で、ちょっとずつストレスになっていき、その価値観の擦り合わせによって、進むスピードが遅くなってしまいます。

組織として多様化してくるのは、会社がデカくなってきてからなのかなーと思ってます。創業期はスピードの方が大事なので。

***

「努力の基準」

朝から晩まで365日頑張る人と、僕は週2日は休みが欲しい人がいると、シンプルに士気が下がります。

スタートアップは病的なほどの熱量が武器だと思うので、その熱を冷ます発言をする人は入れてはいけないと思っています。

無理難題な期限に対して、「うわ、マジかー、徹夜かー」って、笑いながら喋れる人がいいんじゃないかと思いますね。

▼この記事にもそんなようなこと書いてありました。




違う方がいいこと

・考え方(気にするポイント)
・スキルセット

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「考え方(気にするポイント)」

起業してから、チームに関しての一番の学びはここかもしれません。

僕らの創業チーム3人は「価値観は同じだけど、考え方は違う人」が集まっていますが、ここがめちゃくちゃ大事だったなと今になって気づきました。(#結果オーライ!)

スタートアップは基本的に「どれだけ早く学習して、前に進めるか勝負」だと思っています。特に僕らは全員20代前半で、初めてのスタートアップというヘナチョコの状態からスタートしたので、会社が潰れる前に早く学習し、前に進まないといけません。

今まさに壁にぶつかりながら、進んでいる真っ只中ですが、「1人1人違う考え方(気になるポイントが違う)で、本当に良かった!」と思っています。

ディスカッションする際に、いろんな観点からの意見が出るからです。

ウォルト・ディズニーが実践していた思考法と同じで、多様な視点での指摘によって、アイディアはブラッシュアップされていきます。

「夢想家」は「なんでもあり」の発想で「何をすべきか」を考える。
「実務家」は「夢が実現可能であるために」「どのようにすべきか」を考える。
「批評家」は「夢想家」と「実務家」が自問自答して出てきたアイデアを、批評する。(どんな失敗をしそうか、この計画の弱点、どれだけ儲かるのかなど)
 ディズニーの仕事場では、この3者思考のために会議室を分けていたそうだ。「夢想家の間」ではひたすら「空想」し、現実性がなくてもアイデアを出し続ける。「実務家の間」では、夢想を具体化し、現実化することに全力を尽くす。「批評家の間」は「あら探し」をし、欠点や企画成功の可能性を徹底的に洗い出すのだ。


「価値観は同じだけど、考え方は違う人」はとても大事です。


***

「スキルセット」

ここはわかりやすいです。補完的なスキルセットを持っていないと、助け合えないので、人数がいても意味がありません。




結論、まとめ

ここ半年で考えたことを備忘録的にまとめてみました。(さらに半年後には全く違うことを思ってるかもしれません、、。)

<<まとめ>>
■同じ方がいいこと
・ビジョン
・好き嫌いの価値観(仕事に対する)
・努力の基準

■違う方がいいこと

・考え方(気にするポイント)
・スキルセット

よく創業メンバー選びは結婚と似ていると言われます。それだけ大事な行為ということです。

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そして、共同創業者がいるスタートアップは1人よりも成功確率が高いとも言われています。

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▼参照資料


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もっと調べると「どう選ぶべきか」はたくさん出てきます。ただ正直、明らかに違うなって人を除くと、最終的には直感になると思っています。

そして、その時に僕らが大事にしていたことが2つあります。

①こいつと仕事がしたい!と心底尊敬していること。
②こいつなら裏切られてもいいと思えること。

結論、こいつとならビジョン達成できる!例え失敗しても納得できる!と思える人です。(惚れ込みすぎて、感情的な判断になるのは良くないと思うので、そこは気をつけています。)

そして、これは全員が思っている必要があると思います。

肩書上、CEOは1人で、株の割合的な意思決定者はいても、創業メンバー同士の上下は存在しないと思っているからです。

最初の「一緒にやろう!」と決めた時点で、そこまでのコミットメントをすると、失敗した理由を創業メンバーのせいにしなくなります。

あと、そこまでコミットした人たちと一緒に働くと、単純に楽しいんですよね。喧嘩はすれど、心の底には同じモノを目指しているので!

全国制覇目指そう!!っていう部活と同じです。

みんな頑張ってるから僕も頑張るし、僕が頑張ってみんなを引っ張りたい。

辛いことも多いけど、その中に充実感があり、壁を乗り越えた時にはみんなで喜び合えます。

部活ですね。


これからも頑張ります。



以上、駆け出しスタートアップ起業家の備忘録でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
何か少しでも、お役に立てる内容があったなら幸いです。




---------------本文おわり---------------

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三井滉平(_koheimitsui)
EC・D2C領域でプロダクトを作ってる起業家です。
次世代のECプラットフォーム「demmpa」 / D2Cブランド立ち上げ中 / U25の起業家コミュニティー「未来起業家交流会」の代表理事もやってます。
ECやD2Cのこと、起業の実体験、その他スタートアップ全般について呟きます。



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