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コモディティ化した世界で、人はどう意思決定するのか

おはようございます!
三井滉平です。

今日はマクロ的な世界の流れと、そこに対して僕らはどう考えていて、なぜknowerを作ったのか、みたいなことを改めて書いてみようと思います。

まだ整理されていない部分もあるかと思いますが、思ったことや感じたことをそのまま書いてみます。



世界はコモディティ化した

「コモディティ化」とは「市場に流通している商品がメーカーごとの個性を失い、消費者にとってはどこのメーカーの品を購入しても大差のない状態のことである。(by wikipedia先生)」という意味です。

特に日本はその状態が顕著な気がしますが、どのお店に行っても、どの商品を買っても、品質に大した差はない状態になっているということです。もちろん好みの差はあれど、めちゃくちゃまずい飲食店とか、ボロボロの生地を使ってるアパレルブランドとか、ほぼないじゃないですか。その状態です。

昔は、手縫いで作ってたり、情報格差もあったりして、品質だけで勝負できていましたが、今はもう最低限の品質は当たり前になりました。webサービスもそうで、昔であれば、デザインが綺麗でなくても、とりあえずバグなく動けばサービスとして成り立っていたかもしれませんが、最近のwebサービスは動くのは当たり前で、いかに綺麗か・洗練されているかにフォーカスされている気がします。

(例えば、音楽のストリーミングサービスとか、大体どのサービスでもほぼ曲聴けるけど、なんかカッコいいという理由で選んだりしますよね。そんな感じです。)

そんなコモディティ化した世界で、サービス提供者(クリエイター)はどのように勝ち残っていけばいいかというと、マーケティングやブランディングやファイナンスといったビジネス的なスキルを身につけることが一つで、人検索(誰から買うか)で選ばれるようにファンを付けたり、コミュニティーを作っていく必要があります。

つまり、どんだけすごいモノを作れるクリエイターでも、作るスキルでは広がらない世界になってきています。たまたまバズることはあっても、それはほんの僅かで、運が良いだけです。

時代の変化に応じて求められるスキルは変わってくるのは当たり前なので、この流れに反対することはありませんが、別の道はないのかなと選択肢を探そうとしている自分もいます。


クリエイターにどこまで求めるか

僕はまだまだ生きてる年数は少ないですが、今まで出会ってきた人の中で「この人マジですごいもの作るじゃん!」と思うクリエイターにも会ってきました。色んな人がいましたが、クリエイトすることにしか興味がない人たちも多かったです。

で、この人たちにどこまで求めるべきなんだろうか、と思った自分もいます。

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