関西シクロクロス UCI琵琶湖グランプリ

※ミーグリ:オンラインミート&グリート。専用アプリでビデオ通話的にするお話会。

先週に引き続きシクロクロスに参戦。
まさかまた自分がUCIレースに出るなんて思いもしませんでした。笑
でも、たまに参加するだけ、だけど前からスタートしたいという欲が出てしまい、じゃあUCIポイント要るねという結論に。(言うのは簡単)
ポイント圏内の10位が目標でしたが、何とか無事にポイントゲットできたものの、天気予報とコースに頭を悩ませた難しくも楽しいレースでした。
直前(試走前日)のSOS連絡にもかかわらず、弱虫ペダルチームの佐藤さんに現地渡しでタイヤを用意して頂き走り切れました。ありがとおうございました。


関西シクロクロス公式より

コースは平坦とキャンバーが組み合わさった、パワーとトラクションコントロールが試されるコース。平坦はかりたての草と足の長い草でかなり重たく、路面もバンピー。かといってノブのないタイヤはキャンバーでずり落ちる、さらに夜は雨予報。当日のタイヤ付け替え1回で済ませられるようコーをチェック。


photo: Itaru Mitsui
photo: Itaru Mitsui

時と聖と延々喋りながらの試走。久しぶりで楽しかったけど、ペース速いっす。笑

機材セッティング

路面コンディションを自分の中で4段階で想定、それぞれを組み合わせでカバーできるよう1セット用意した(してもらった)タイヤは、Vittoria Terreno mixとwetを1本ずつ。重視するのはリアのトラクション。
1:そもそも雨降らない
→スリックのまま
2:ちょい濡れ
→リアにTerreno mix(ローテーション通り)
3:チョコレート(表面ぬるぬるな感じ)
→リアにTerreno mix(逆履き)
4:泥
→リアにTerreno wet
という想定。使用したのは2でした。
バンピーな路面に対応するため、足の長い草地での転がりを軽くするため、土でグリップさせるため、珍しくエア圧はかなり低めに。
よれすぎず、エアを下げることでタイヤの減衰が効いてて我ながらいいセッティングしたなと思います。コース全部乗れたし。

フレーム:GIANT TCX ADVANCED Sサイズ
コンポ:SRAM 11sごちゃまぜ(SB:APEX1HRD, FC:RED22, RD:RIVAL1)
ギア比:44x11-32T
ホイール:GIANT CXR1
タイヤ:F: Vittoria Terreno wet 1.4bar
               R: Vittoria Terreno mix 1.4bar
インサート:Tubolight CX EVO

レース

ゼッケン36。52人中なのでまぁ後ろの方。後ろから3列目くらいで、エスケープゾーンの確保がしやすい端っこへ。
スタート後もわちゃわちゃしててなかなか前に上がれない。ストレートで踏める脚もないので少しづつポジションを上げていく。
1周目半ばで25番くらいの声を聞いたときは結構絶望してしまった。ちゃんとキツいし、既に10位は遥か彼方、下手したらラップされちゃう。焦っても足掻く脚がないことが幸いし、序盤から冷静を保つことができました。

序盤は登り返しもわちゃわちゃ
photo: kasukabe vision filmz


ちょっと前のあのパックにとりあえず乗りたい
photo: kasukabe vision filmz


なんとか序盤の数珠繋ぎで見える位置にいる間に9位?10位?パックの位置まで上がることに成功。ここで頭取れればいいけど、今の体力で後半戦えるか?ということを考えつつ少し呼吸を整える。レース中盤、キャンバーの続くセクションに前で入ると、自分が抜け出る形に。前も少し詰まっていてジャンプすべくそのままGO。なんとか追いついてポイント圏内を確実にする。もう多少タレても大丈夫。

乗車できるアドバンテージをフル活用
photo: kasukabe vision filmz

レース後半、30秒ほど先の2人パックが割れ、その後ろでは僕が抜け出で差が詰まりだす。ラスト2周くらいでキャッチするも、さすがに疲れてバイク捌きが雑になって細かなミスが出てくる。最終周に乗車クリアできるアドバンテージを活かし先行、7位でゴール。

ここは結構稼いだ
photo: Itaru Mitsui

なんとかUCIポイント獲得で目標達成。
優勝した聖からはちゃんとラップが30秒遅い。30秒で留まってるから良いほうかな?
久々のトップレベルのレース、楽しかった!
フラっと出たのに応援していただいたり、写真撮っていただいたり感謝です。

今週末はWNPに遊びに行きます。久々の砂、乗れるかな~
前の方からスタートできるので楽しみです。沸いてきた。



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