CJ富士見パノラマを見に行った

エリートのスタートの1時間前くらいにふらっと。

エスキーナのカレーを食べに行ったらレースやってたので観戦することに。笑

雨は降ったり止んだりで、こういう天気はタイヤ選びが本当に難しい。
雨がある程度降り続けていれば、泥は流れていくので意外とトラクションもかけられ、耕されることも少ない。しかし、あまり降らなかったり、途中で雨が止んだりすると、選手たちのタイヤで地面が掘れ、流されずに残り今回の中盤以降のような路面に。

今回のような天気の富士見では、BARZOやCROSSKINGみたいなタイヤが無難じゃないかな。エリートの時間は。
FAST TRAKのような、守備範囲の広いタイヤでもカバーできるかな。
バリ山のビーバーみたいなマッドタイヤは意外と使わない。僕はね。

そんな事を考えながら、一昨年の富士見もくそ泥だったなとか思い出しつつスタートを見届ける。
外からみるとよくわかりますね。集中できてるか否か、あー脚終わったかなーとか。マッドレースはトラブルを起こしやすいのでそのあたりも。レース中のトラブルはアンラッキーではなくライダーのミスなのでね。難しい路面はトラクションのかけ方、バイクコントロール能力がいつもより求められます。そしてその集中をいつものレース時間維持しないといけない。集中力にムラがある僕は泥は嫌い。

レースの方は強さを見せた沢田時選手が優勝、下りでアドバンテージを稼ぎ安定した走りをした平林安里選手が2位、攻めたタイヤセッティングが裏目に出たものの巻き返した竹内遼選手が3位という結果。
やりたいこと、やろうとしてることが伝わってくる走りでしたね。

上位の選手はやはりトラクションのかけ方、ラインの選び方、滑る路面への対処能力、判断力が安定している。エンジンの馬力を上げるのは大切だけど、実走の、対人戦のレースは自転車が前に進まなきゃ意味がない。

観戦は気楽で楽しかったけど、ルバーブソフト食べそびれたのが心残り。


富士見って苦てな人多いよね。僕も苦手意識があるけど、
2016 CJ最終戦 2位
2017 1位
2018 3位
2019 1位
意外と安定してて、実は苦手じゃないっぽい。好きではないけども。

地味に走れていたので、富士見走るときの対策というか、考えていたことをメモ書き程度に残そうかと。登りが得意なわけでもなければ、スタミナがあるわけでもないので、上手く立ち回らないと勝ち目がなかったのでね。

まず、タイヤセッティングは、ストレスなく走れる中で一番転がるタイヤを見つけること。
ざっくりしすぎてイメージしにくいかな。登りやコーナーでちょっと滑るけど、ラインと走り方、スキルでなんとかなる、ロスはほとんど無く走れるというタイヤのキャパは最低限確保できているタイヤということ。マッドタイヤ入れればそりゃグリップするけど、ホームストレートとか駐車場からの登りとかしんどいよね。セミウェットくらいのタイヤで、ちょっと気を遣えばなんとかなるなら、そっちの方が1周したら、1.5時間走ったら速いじゃんということ。ちなみに2年前の泥の富士見は、STINGOをノブカットしたものを使用。フロントはセンターの3列を前に斜めに切り、高さを残し泥に刺さるけど、転がりも良くするようなセッティング、リアはセンター3列の高さを半分にし、角を残しでルーズな路面にも引っかかるけど、高さを落とすことでヨレを少なく、砂利での引っかかりを少なくして少しでも転がるようにカスタム。なかなか大変な作業だった・・・

ペースの作り方も省エネで、1周の平均速度をいかに上げるかを考えてペースをつくるのが大切。僕は登りが速いわけでもなければ体力があるわけでもないので、これがめちゃくちゃ大事。
まず、きつい登りはあんまり頑張らないこと。勝負所や千切れちゃいけない局面じゃなければ6回とかこなせるようなペースで、もう一段上げれるくらいの、若干余裕もてるペース。どうせきつい登りは速度遅いので、めちゃめちゃ頑張って1~2km/h上げるくらいなら、他でちょっと頑張って5km/h上げた方が省エネでいいよね。
じゃあどこで頑張るか。ホームストレートの緩い登りと、フィードゾーン付近の横移動の平坦はマスト。上位陣はそこのスピードは見てて速いし、頑張るとこを間違えてスピード出るとこでのんびり休んでたら結果遅いので。

だけど、平坦や緩斜面の登りでスピードに乗せるって難しくて、バイクをスピードに乗せるってまたスキルなのよね。これはロードに乗り始めて一番苦労した部分。でも上手くできるようになると富士見は特にリザルト変わりますね。

パックになったときはじっくり観察。どこが得意で、どこが苦手で、しかけるならどこかを常に探る。クロカンでもクロスでも、そんなこと探る余裕ない時は大体負けてて、考えたけど見つからんからスプリントのワンチャンスに賭けることもあったけど、そこまで頭回ってるなら5分くらいの勝負にはなってたな。

そんなこんなで、自分ならどのライン走るか?タイヤは?圧は?と色々考えながら楽しく観戦しました。

かまってくれたみんなありがとうございました~

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