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【Blue Compassじゃないやつ】コスパ最高の Alterzone マイクアームがおすすめ【本家との比較】

デスクなどで使うマイクアームとしては、Blue Microphones というマイクメーカーの Compass が有名です。これは見た目もかっこいいんですが、価格が1万円以上するので躊躇していました。

そんな折、Amazon で類似品を見つけました。「これ大丈夫なのか?」と思いつつ買ってみたたので、使用感をレビューして本家との比較をしてみます。

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デザイン性と安定性が高く、好きな位置にマイクを持ってこれます

なぜ人類にはマイクアームが必要なのか

デスク上でマイクを使う場合、位置を固定するための方法として

    ▶ マイクスタンド
    ▶ マイクアーム

のふたつの選択肢があります。マイクスタンドの方が構造がシンプルでコストが低い傾向にあります。一方で、マイクアームのメリットとして、

    ▶ 自由な位置に設置できる
    ▶ デスクのスペースを占領しない
    ▶ デスクの振動がマイクに伝わりづらい
    ▶ 手をマイクにぶつけてしまう心配が少ない
    ▶ なんかかっこいい

などのメリットがあります。

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かっこよくないですか? かっこいい。

ケーブルを格納できるマイクアームは少ない

いろいろと便利なマイクアームなんですが、ほとんどのものは本体に沿ってマイクケーブルをバンドなどで固定する方式です。デスク上にケーブルを出現させたくない教の人は使えません。 Blue の Compass は、見た目がスタイリッシュな上にケーブルを格納できるので、デスク上にケーブルを出現させたくない教徒に人気なマイクアームになっています。

Blue Compass は見た目のスタイリッシュさが人気

RODE PSA1 にはケーブルを格納する機構がない

ところが Compass は1万円ほどします。1万円あればもう1本そこそこいいマイクが買える価格になってくるので、ほとんどの人は躊躇する値段だと思います。僕も Amazon の欲しい物リストにずっと入っているままでした。

余談ですが Amazon の欲しい物リストって「そんなに欲しいわけでもないもの」が入りがちですよね。本当に欲しいものだったらリストに入れずに買ってしまうので。なのでこれからは「欲しいっちゃ欲しいけど機会があったら買いたいくらいの温度感の欲しい物リスト」と呼ぶことにします。

そんな感じで「欲しいっちゃ欲しいけど機会があったら買いたいくらいの温度感の欲しい物リスト」に Blue  の Compass を入れたまま1年以上経っていました。そこで出会ったのが、この Alterzone のマイクアームでした。

よかったら動画もどうぞ

ジェネリック Compass だこれ

写真で見比べれば一目瞭然なんですが、この Alterzone のマイクアーム、Blue の Compass に強く影響を受けたデザインになっています(パクリです)。ジェネリック Compass です。

価格も4,000円程度なのですが、「コピー商品を買うのはものづくりする人へのリスペクトが足りないのでは?」と思って悩みましたが、結局安さには勝てず買ってしまいまいした(実際は「あ、これでいいや」と思って即ポチりました)。

腕の長さはクランプ側が432mm、マイク側が393mmです。クランプ部分が124mm高くなるので、結構高さがあります。小さめのディスプレイなら上から跨いで使えそうです。

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寸法はこのくらい

以前は1,000円くらいのやつを使ってたけど、ダメだった

実はマイクアームはすでに持っていました。よくわからないメーカーの1,000円くらいのやつなんですが、これがダメダメでした。クランプの剛性が低く、強く締めると歪んでしまって固定できません。クランプとアーム部の結合も安定せず、とにかくグラつきます。可動域が狭く、自分の持っていきたい場所にマイクをもってこれませんでした。

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安すぎるマイクアームはここがぐらつく

Alterzone マイクアームは安定性◯

今回買った Alterzone のマイクアームはかなりゴツい部類なので、安定性はかなり高い方だと思います。本家の Compass 同様、バネが強いので重量軽めのマイクだとむしろ跳ね上がってしまうくらいです。ちなみに僕は 1kg 近くする RODE の PodMic というバカみたいに重いマイクを使っているので、バネの調整はしていません。

ちゃんとバネの強さを調整できるので、使っているマイクに合わせて緩める必要があると思います。あと、各関節にある調整ヒンジで関節の硬さを調整できます。実際に触ってみないと分かりづらいと思うのですが、このヒンジを締めると関節が固くなります。そうすると、動かすのに力を必要とするかわりにバネで跳ね上がったり逆にマイクの重さで下がったりしにくくなります。要するに安定します。

このあたりの使い勝手や安定性は本家 Blue Compass と大体一緒だと思います。回転も得意な構造なので、頻繁に前に出したりしまったりする人にはおすすめです。

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使わないときは、スッ

Blue Compass との違い

じゃあ本家と何が違うのか、という話なのですが、僕は Blue Compass を持っていないのでここからは仕様や他の人のレビューからの推測を含みます。

ケーブル部が安っぽいらしい

Amazon のレビューによると、ケーブルを本体の溝に固定するための部品が安っぽいらしいようです。固定する力が弱いので、外れることがあります。実際、使っていると、いつの間にかひとつだけ外れていることがあります。

また、加工が甘く、噛み合わない場合もあるようです。僕が買ったやつはそういう感じはありませんが、合わないのに無理やり押さえると壊れてしまうこともあるようです。

逆にそれ以外の部分は本家と殆ど遜色ないようですね。

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このパーツの一部が少し緩い

ロゴがない

Blue Compass は、関節部分に自己主張強めに Blue のロゴが入っているのですが、この Alterzone のマイクアームにはありません。何も書いてないのでシンプルです。

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自己主張強めの Blue のロゴ

完全に好みのレベルなのですが、個人的にはロゴなんかいらんので明確にここは  Alterzone の強みですね。

名前がかっこいい(要出典)

あと Alterzone 、名前がかっこいいですよね(要出典)。飲み会でマイクアームの話になったときに「お前マイクアーム何使ってんの?ブルー?ロード?ふーん。ま、俺は Alterzone だけどね(ドヤァ)」とマウンティングできます。ただ問題は飲み会でマイクアームの話題になることが皆無なのと、もう何年も飲み会というものがないという点です。

まとめると、

    ▶ 見た目かっこいい
    ▶ 安定性◯
    ▶ 可動域◯
    ▶ バネ強め
    ▶ ケーブル止めがパカパカ
    ▶ メーカー名がかっこいい(要出典)

って感じです。

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